八郎湖の環境問題を学ぶカードゲーム「はちリバ」体験会が行われました
本学生物資源科学部の谷口吉光教授(生物環境科学科)が副代表理事を務めており、また、本学大学院生物資源科学研究科の鎌田洋平さん(生物資源科学専攻2年)がコーディネーターとして働いているNPO法人はちろうプロジェクトは、8月6日、秋田キャンパスの図書館において、5月に完成させた「はちリバ~HACHIRO REVIVAL(リバイバル)~」の体験会を行いました。「はちリバ~HACHIRO REVIVAL(リバイバル)~」は、八郎湖の富栄養化や生態系の貧弱化、外来生物の猛威など、複雑で解決が難しい八郎湖の環境問題について、カードゲームを通し学べるもので、本学の学生や秋田公立美術大学の学生が協力し開発したものです。
4、5人が「村」に見立てた一つのグループになり、「ゲンジボタルを守る」「セタシジミを繁殖させる」「水草を復活させる」などのプロジェクトを実現させるシミュレーションゲームです。みんなで話し合いながら環境を整え、生き物を呼び込む過程をゲーム上で体験することで、八郎湖の環境と課題解決策を学ぶことができます。今後は、学校で実施する環境学習などに活用されることになっております。
※日本経済新聞電子版など様々なメディアに紹介されました