湯沢高校の１年生が本学を見学しました

　９月２６日（木）、秋田県立湯沢高校の１年生３７名の生徒さんが、午前中に本荘キャンパス、午後に秋田キャンパスを見学しました。これは、湯沢高校の生徒さんが大学の学びや施設・設備等を知り、将来の進路について考え、学習意欲を高めることを目的に実施されたものです。

　本荘キャンパスでは、システム科学技術学部の概要などについて説明を受けた後、湯沢高校の卒業生で建築環境システム学専攻博士前期課程１年生の小田島賢成さんと懇談しました。小田島さんからは、県立大学でのキャンパスライフや現在取り組んでいる研究内容などについてお話いただき、高校生の皆さんは熱心にメモを取りながら先輩の話に耳を傾けていました。
　施設見学では、特別実験棟、創造工房など、システム科学技術学部の特長的な施設をじっくり見学いただきました。高校生の皆さんは、洗練された雰囲気を持つキャンパスに目を輝かせていました。

　秋田キャンパスでは、生物資源科学部の概要などについて説明を受けた後、生物資源科学部の岩崎郁子准教授（応用生物科学科）による模擬講義が行われました。岩崎先生からは、『浸透圧調節のしくみアクアポリンの機能について』というテーマで講義を進めていただき、植物が水を獲得するメカニズムなどについて勉強しました。高校生の皆さんは、普段受けることのない大学の授業に、真剣な眼差しで受講されていました。
　施設見学を行った後、湯沢高校の卒業生で応用生物科学科１年の高橋りりかさんと懇談しました。高橋さんからは、県立大学でのキャンパスライフ、受験勉強をどのように進めたか、県立大学を志望した理由、進路決定の決め手などお話しいただきました。高校生からは多くの質問が出され、和気あいあいとした雰囲気の中で懇談しました。

　湯沢高校の皆さんには、今回の訪問が大学の学びや研究の面白さなど大学の雰囲気を感じていただき、少しでも秋田県立大学に興味・関心を持っていただく機会となれば幸いです。
　湯沢高校の皆さん、ご来学ありがとうございました。

★本荘キャンパスでの様子

湯沢高校の卒業生小田島賢成さんと懇談