『こめらむね』新フレーバー2種が新登場!!

 秋田県の新しいお土産品として、「あきたこまち」の米粉を使用したラムネ菓子『こめらむね』を製造・販売する「こめらむね製作委(生物資源科学部生3名)」は、この度、能代市産の秋田杉と鹿角市産のイチゴをそれぞれ使った新商品を新たに開発し、9月12日(火)、秋田県庁でお披露目しました。
 

『秋田杉の味』

秋田杉は能代市産で、従来のリンゴ味のラムネに秋田杉の微粒粉を配合しました。ふすまや障子の製造過程で出る端材を煮沸消毒し、乾燥した後に、木材高度加工研究所の栗本 康司教授[専門:木材化学加工]の研究技術により、特殊な機械できめ細かな粉状に加工しています。米粉は三種町の岩川水系米を使用し、混ぜ込む粉の量をうまく調整し、杉の爽やかな香りと口溶けの良さを両立させることに成功しました。
 


『秋田杉の味』パッケージデザイン


秋田杉の微粒粉


木を細かく粉砕する機械


(技術協力)栗本 康司 教授

『いちごの味』

イチゴは鹿角市産を使用しています。製造段階では、ドライフルーツやナッツを製造販売する木能実さん(能代市)のご協力をいただき、イチゴの果汁のみを用い、人工香料では出せない、果物本来の甘い風味・香りを表現することに成功しました。メンバーは、様々な果物で試作を重ねましたが、最終的には色合いや風味が出やすいイチゴを選びました。また、パッケージに使用しているイラストは、秋田公立美術大学の学生さんが描いたもので、本商品は、秋田公立美術大学生のとのコラボ商品になっています。
 


秋田公立美術大学の学生さんがデザイン!!


鹿角市の兎澤さんが栽培したイチゴを採用

販売エリア等

販売エリアについては、ご当地感を出すために地域限定にしています。『秋田杉の味』は能代、北秋田、八峰、上小阿仁の2市1町1村の各道の駅で、『イチゴの味』は鹿角、大館両市の道の駅と直売所「陽気な母さんの店(大館市)」で取り扱っています。なお、秋田市の県産品プラザでは、定番のリンゴ味を含む3種類、いずれも2袋セット(1袋12粒)で507円(税込)で販売しています。

プロジェクトリーダー竹内 大さんのコメント

「こめらむね」の米粉は、三種町下岩川地区にて栽培された岩川水系米を、三種町内の製粉工場で米粉にして使用しております。また、9月からは旧下岩川診療所を新たにリノベーションして製造拠点とするなど、三種町との深いご縁もあり、この度、三種町のふるさと納税返礼品に選ばれることも決まりました。「こめらむね」は今後、これまで以上に「地域密着型」のお土産を目指し、小さな範囲でのお土産を作ることによって、その地域の魅力発信に貢献できることを目指していきます!!新型コロナも落ち着き、秋田を訪れる旅行者は増えると思います。この地域を秋田を存分に発信していきます!!

過去の「こめらむね」YouTube動画