由利高校の2年生が秋田キャンパスを見学しました

 9月5日(火)、秋田県立由利高等学校理数科の2年生35名(他引率3名)が、秋田キャンパスを見学しました。
由利高等学校は、今まで同じ由利本荘市に位置する本荘キャンパス(システム科学技術学部)とは密な交流がありましたが、秋田キャンパス(生物資源科学部)への訪問の機会はあまりありませんでした。生物資源科学部の教育研究・施設設備を知り、将来の進路に向け学習意欲を高める事を目的に、今回の秋田キャンパス見学会が企画されました。
 

 秋田県立大学について全体的な説明のあと、牟田口祐太 助教(生物資源科学部応用生物科学科)による模擬講義『D-アミノ酸のバイオケミストリー』を受講しました。D-アミノ酸は、食品や生体内にも存在し、生物にとって重要な物質ですが、研究の歴史が浅いため、今後新たな発見・研究成果と医療分野への応用が期待できる分野です。教科書には載っていない最先端の研究に、由利高校の皆さんは熱心に耳を傾けていました。
 

 その後、キャリア情報センター、講堂、カフェテリア、学部棟、大学院棟研究室といった学内施設を見学しました。模擬講義も担当した牟田口助教の研究室では、普段は目にすることのない実験機器を見学し、大学での研究の一端に触れることができました。
 
今回の訪問を通じて、これまで以上に秋田県立大学生物資源科学部への興味関心を持って頂ければ幸いです。
 由利高校の皆さん、ご来学ありがとうございました。