【11/21オンライン開催】環境・土木~秋田県合同~新技術説明会へ頼泰樹准教授が出展します
産学連携に関心のある企業の方必見! ~最新の特許技術に出会える説明会~がオンライン開催されます。本学からは生物生産科学科 頼 泰樹 准教授 が「セシウム低吸収性イネの開発」について発表します。
日時
2023年11月21日(火) 13:30~15:25
会場
オンライン開催 参加申込みはJSTサイトより
参加費
無料
主催
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 、秋田大学、秋田県立大学
後援
秋田県、秋田県商工会議所連合会、秋田科学技術協議会
14:00~14:25 「セシウム低吸収性イネの開発」生物資源科学部 生物生産科学科 頼 泰樹 准教授
■ 新技術の概要
東日本大震災に起因する東京電力福島第一原発の事故により拡散した放射性セシウムは広範囲の土壌を汚染し、社会的な問題となった。農作物が吸収することで人の健康被害が問題となるため、セシウムを吸収しないイネを作出し、同時にイネのセシウム吸収のメカニズムを明らかにした。
■ 従来技術・競合技術との比較
放射性物質の土壌汚染で取られる方法は表土の剥ぎ取りなどによる除染、放射性セシウムについてはカリウムの散布などであるが、農耕地の場合それらよりはるかに低コストで農作を継続することが可能となる。
■ 新技術の特徴
・人に対する(潜在的な)リスクを低減させた農作物の育種
・物理化学的手法に対してはるかに低コストな方法
■ 想定される用途
・有害元素の低減技術としての育種