【本荘キャンパス】退職者記念講演会を開催しました
今年度で定年を迎える教員2名の最終講義を行いました。研究者となるまでの道のりや、本学での教員生活を振り返りながらご専門の研究について語られました。会場には教職員・学生らが訪れ、また学外からもオンラインにてご清聴いただきました。講義の最後には、感謝の意を込めて花束が贈られました。
システム科学技術学部
■知能メカトロニクス学科 制御システム研究グループ 徐 粒 教授 [専門:制御工学]
36年間の研究生活のうち、本学には2000年に着任され24年間に渡りご活躍されてきました。徐先生は若い頃に下放や農業従事を経験され、知識と学びへの渇望を感じられたそうです。31歳で来日され、さまざまな研究者と巡り合い、議論を重ねたことで多次元システム理論における重要な研究テーマを発見することができ、数多くの論文を執筆されています。博士課程の学生も積極的に受け入れて指導され、現在、大学教員として活躍している修了生も輩出されており、教育活動にもご尽力されてきました。
徐 粒 教授
「巡り合いの旅:人生も研究も」
花束贈呈
■建築環境システム学科 都市・建築計画学研究グループ 山口 邦雄 教授[専門:都市計画]
山口先生は2007年に本学へ着任され、都市計画学、都市基本計画、まちづくりとその支援について研究されてきました。歴史的町並みの残る石脇通りでの町おこしや、商業地と住環境が良好に共存する町を目指した大門・本町通りの拡幅整備など、地域と密着した研究活動に尽力されてきました。また、先生は2010年から約13年にわたり秋田県都市計画審議会の委員長として活躍し、県内有数の都市計画の専門家として第7次秋田市総合都市計画の策定にも携わっており、その内容も含めて講義の最後には今後の都市魅力づくりの展望ついてお話し下さいました。
山口 邦雄 教授
「時代に応じて深化した都市計画、そして今後の展望」
花束贈呈
今後の益々のご活躍を願っております。