金足農業高校の1年生が秋田キャンパスを見学しました

 11月16日(木)、秋田県立金足農業高等学校(食品流通科)の1年生34名(引率教員2名)が、秋田キャンパスを見学しました。

 同校は、文武両道の農業高校として特色ある教育を実践しており、令和3年度には本学と連携協力協定を締結し、世界的な視点で農業の未来を考え、地域で活躍する人材の育成に鋭意取り組んでいます。

 引率された佐藤旭浩先生は本学の卒業生(平成24年3月、生物資源科学部アグリビジネス学科卒)でもあり、本学の教育研究環境や最先端研究等に触れ、将来の進路選択や学習意欲を高めてほしいとの思いから、今回の秋田キャンパス見学会が企画されました。

 当日は、大学職員による大学概要説明、教員による模擬講義、在学生による学生生活紹介、キャンパス見学ツアーなど盛りだくさんのプログラムで実施し、参加した高校生からは「本学の教育研究の特色が理解できた」「楽しそうな雰囲気で先生と学生、学生同士の仲の良さが伝わった」との感想が寄せられました。
 

キャンパス見学の様子(本学YouTubeにリンク)

大学概要説明

模擬講義

 生物資源科学部アグリビジネス学科の吉田康徳 教授[専門:野菜園芸学]による模擬講義『植物が魅せる不思議』を受講しました。吉田教授からは、未利用の地下水やAI・IOTを駆使し、秋田でのトマトの周年栽培を目指した研究の概要などについて説明を受けました。トマト栽培の極意として、「トマトを育てるとは、トマトを知ること。考えるな、感じろ!!」と熱いメッセージが送られました。
 

在学生による学生生活紹介

 生物資源科学研究科(博士前期1年生)の鈴木康洋さんから、大学院で取り組んでいる研究の概要や本学での学生生活などについて説明がありました。「大学は自分が気づかなかった新たな視点が得られ、将来やりたいことが見つかる場。自分で考えて行動できる力を身に着けてほしい。」とメッセージが送られ、高校生の皆さんは先輩学生との会話を楽しみました。
 

キャンパス見学等


 


(左)吉田教授 (右)佐藤旭浩先生


 今回の訪問を通じて、これまで以上に秋田県立大学生物資源科学部への興味関心を持って頂ければ幸いです。
 金足農業高校の皆さん、お越しいただきありがとうございました。また皆さんとオープンキャンパスなどでお会いできるのを楽しみにしています。