【いつでも青春キャンパス】バスボム&アロマキャンドル作りに挑戦
シニア大学生の加納琴子さん(67歳)は、『ハーブのリラックス効果の可視化と活用方法』というテーマで研究を進めています。加納さんは野菜作りや植物を育てることが趣味で、自宅の畑で多種多様なハーブを栽培しています。
ハーブの香りは、爽快感があり、頭をスッキリさせ集中力を高めるものが多いと一般的には言われますが、どの程度の効果が期待できるのか、実際に脳波を測定することでリラックス効果を可視化することに取り組んでいます。
今回は、加納さんを指導する、生物生産科学科の川上 寛子 助教[植物資源創成システムグループ、専門:植物工学]と、研究室の先輩学生2人のサポートをいただきながら、バスボムとアロマキャンドル作りに挑戦しました。
バスボムは、重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸の化学反応を利用した固形の入浴剤で、重曹とクエン酸、お好みのハーブを紙コップに入れ、スプーン1杯分ほどの水を入れかき混ぜ、ユニークな形状の世界にひとつだけのマイバスボムが完成しました。
アロマキャンドルは、湯せんで溶かしたロウソクを型に流し込み、ローズマリーやミントなどのハーブとエッセンシャルオイルなどで香りと彩りを加え、お洒落で可愛らしいアロマキャンドルが完成しました。
加納さんは、「今日作ったバスボムやアロマキャンドルは、孫と一緒にお風呂に入ったり灯したりして一緒に楽しみたいです。今後も、極上のリラックスタイムを追及して研究を続けていきます!!」と意気込みを語りました。
65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムで、65歳から75歳の15人が学生と共に講義を受けたり、サークル活動に参加したりして、キャンパスライフを満喫しています。
バスボムとアロマキャンドル作りに挑戦
加納さんが育てたハーブを使用
完成したバスボムとキャンドル
学生さんのサポートで完成しました