公開講座(三種町)を開催しました!
令和5年11月23日(木・祝日)、三種町山本地域拠点センターで公開講座「三種町の地域づくりと県立大学~新しい切り口で地域の課題に迫る~」を開催し、三種町内外から約60名が参加しました。
秋田県立大学公開講座とは、本学における学術研究の成果を広く社会に公開し、県民に高度な学習機会を提供するとともに、生涯学習の推進に資することを目的として本学が主催しているものです。ここ数年は、コロナ禍の影響でオンライン開催であったため4年ぶりの対面開催となりました。
今回初めて地域にクローズアップしたテーマを掲げ、地域が抱える課題に対して研究者それぞれの切り口「防災」「廃校活用」「ジュンサイと微生物」「地域づくり」で話を展開しました。
開会挨拶 髙橋誠記副理事長
木材高度加工研究所 渡辺千明 准教授
建築環境システム学科 石山真季 助教
総合科学教育研究センター 内山応信 教授
転倒予防体操の様子
こめらむね製作委 竹内大さん
応用生物科学科 竹下和貴 助教
生物環境科学科 谷口吉光 教授
ご講評 三種町・田川政幸町長
みなさんからの感想を一部ご紹介します。
・「防災のしくみづくりにつなげていく部分で地域に関わっている。ヒントを得られたので参加してよかった。」
・「廃校利用について三種町の今後の廃校の状況を交えながらいろいろ考えさせられた。集学校の誘致や廃校検討の早期着手に取り組み、廃れる廃校ではなく、みんなが前向きになれる再興を目指していければと思った。」
・「1990年代の栽培され親しまれているジュンサイの栽培方法が確立されていないということが興味深く、農業の伸び代を感じた。他作物に関しても、農家と研究者で情報共有、協力しあい農業の発展に期待したい。」
・「様々な分野の研究が地域づくりにつながるということが分かり面白かった。ぜひ他の場所でも、生涯学習の場かつ地域活性化のために、講座を開いていただきたい。」
講座終了後、開催地である三種町 田川政幸町長よりご講評をいただきました。大学と地域、企業とが手を取り合っていくことが、今後の地域づくりには必要です。本学ではこれからも、みなさまに広く学習の機会を提供してまいります。
ご参加いただき、ありがとうございました。
また、後日オンデマンド配信を予定しております。当日参加できなかったみなさんもぜひそちらでご視聴ください。
※但し、研究発表前の内容等はカットして配信いたしますのでご了承ください。