能代科学技術高校の2年生が本学を見学しました。
10月26日(木)、能代科学技術高校2年生の生徒が、本荘キャンパス、秋田キャンパス及び大潟キャンパスを見学しました。この見学会は、「総合的な探究の時間」の一環として企画され、大学での学びや研究が、実社会とどう結びつくかを知り、大学進学に対する意欲を高める事を目的として実施されました。
<本荘キャンパス>
本荘キャンパスでは、機械科・電気科・建築科の42名 引率者2名が見学しました。~模擬講義~
知能メカトロニクス学科の齋藤直樹教授が「空気圧人工筋肉と姿勢アシストデバイス」というテーマで、人工筋肉について役割やしくみなどを学びました。姿勢アシストデバイスは農家の方々の声をヒントに体に負担をかけずに農業ができるよう、先生自身も現場に行き実験・改良を重ねていることや農工連携について講義を受けました。
~自主研究発表~
藤原 美宙さん、石井 葵さん、室井 遥さん(情報工学科3年)
「障がい者と健常者が対等に楽しめるテニスゲームの制作~みーーーんなのテニスをめざして~」
自主研究に取り組もうと思ったきっかけや活動内容について画像や動画、実際に制作したゲームを見せながら発表しました。
<秋田キャンパス>
秋田キャンパスでは、生物資源科2年生27名 引率者3名が見学しました。~模擬講義~
生物環境科学科の小西智一准教授の「健康と福祉」というテーマの模擬講義を受講しました。SDGs「すべての人に健康と福祉を」という目標に対し、研究内容の一部を紹介し、今抱えている問題についての説明がありました。SDGsの成否は、「私たち一人一人が考えて行動する事にかかっている」という熱意ある言葉を高校生の皆さんに残して講義を終了しました。
~自主研究発表~
生物環境科学科3グループによる「学生自主研究ポスター発表」を聴講しました。
*「八郎湖のタテボシガイ幼生はハゼ類に寄生した後成長できるか?」 三浦 悠太郎さん
*「秋田県立大学周辺に生息するウサギと植物の関係」寺田 涼音さん 太田 さくらさん
*「養液の違いが数種の植物の生長に与える影響」 大濱 里菜さん 安藤 美羅さん
研究内容を時間内で発表するレベルの高さに圧倒されながらも、一生懸命にメモをとり、自分達の今後に役立てようという強い意欲が感じられました。
<大潟キャンパス>
生物資源科の皆さんは、秋田キャンパスを見学後、大潟キャンパスの見学をしました。大潟キャンパスでは、露崎 浩 教授・学科長からアグリビジネス学科の概要を説明いただき、同学科やアグリイノベーション教育研究センターについての知識を深めました。施設見学では、園芸実習温室・牛舎・圃場等を見学しました。秋晴れの清々しい晴天の中、ドローンの操作方法も実演を交えながら説明いただきました。
各キャンパスでは施設の主要箇所を見学し、「すごく広い」「とてもきれいで大きなキャンパスが素敵」と初めての来学に目を輝かせている様子がみられました。
大学での学びに触れたり、先輩の姿から刺激を受けた事により、高校での学びのモチベーション向上につながる機会となって頂けたら幸いです。
能代科学技術高校の皆さん、ご来学ありがとうございました。