本学学生の活動がABS秋田放送ラジパルダイアリーで紹介されました

 生物資源科学部アグリビジネス学科4年の保坂君夏さんが、昨年2月から手掛けている「さとやまコーヒー」の販売などの活動が、ABS秋田放送ラジパルダイアリーで紹介されました。

 保坂さんは昨年1年間、農業の生産現場を知るため大学を休学。ジャングルのように荒れ放題だった耕作放棄地を自ら開拓し、様々な野菜を栽培、収穫した野菜はマルシェに参加したり飲食店に販売したりするなど、農と食、流通と販売など一連の活動を実践しました。

 現在、むかし里山に見られた自然・人・地域の関係性を、現代や未来を見据えて"紡ぎ直す"ことをビジョンに、男鹿市五里合地区の他、男鹿中地区、船川港台島の3箇所で農業など幅広く活動しており、新しい地域コミュニティとして「里山」の再生に焦点をあて、単に農作物を栽培する農地としての機能だけではなく、子どもたちに農業体験や自然体験を提供し、多世代の交流が生まれる里山づくりを模索しております。

 今年も耕作放棄地を開拓、コーヒーの販売益からタネを購入し夏野菜のトマトやオクラなどを栽培することにしております。今後も、保坂さん『reweave(リウィーヴ)』の活動・活躍に是非ご注目ください。

 「さとやまコーヒー」は、エチオピアとグアテマラのコーヒー豆を仕入れ、自家焙煎し販売。上質で華やかな香りが広がる飲みやすいコーヒーに仕上げています。是非、ご賞味ください‼なお、コーヒーの収益は、中山間地域の耕作放棄地を再生・利用するために使われることになります。 

★保坂君夏さんのコメント(保坂君夏さんFacebook
 今、また新たな男鹿市の耕作放棄地を再生、利活用しています。地域に入り込むために、家を借り、農地を借り、若者らしく「挑戦」「改善」の繰り返しです。失敗は多くするだけ、自分の成長に繋がると聞きますが、失敗の質の向上や失敗するリスクをできるだけ避けるような考えになってきたことは成長であると感じます。私が相手にする自然。土を構成する微生物、普段人がいると姿を見せない動物、何故か自然に身を委ねると心が安らぐ気持ち。目に見えることが全てではなく、見えないものに対して、愛を持ち想像力を掻き立てることを大切にしています。私の夢。それは男鹿の耕作放棄地を再生し、オーガニック野菜を学校給食として使ってもらうことです。一気にとは思っていません。少しずつオーガニック野菜を使ってもらえれば嬉しいです。いつも応援してくださる、大学関係者の皆様に感謝申し上げます。
 


★ reweave(リウィーヴ) Instagram
★ さとやまコーヒー販売ウェブサイト
★ ABS秋田放送ラジパルダイアリー