令和5年度オープンキャンパスを開催しました
この度の水害により被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
令和5年7月16日(日)生物資源科学部、7月17日(月・祝)システム科学技術学部のオープンキャンパスは、雨脚も弱まるとの見通しであったため、予定通りオープンキャンパスを開催しました。開催にあたっては、前日の予想外の豪雨で秋田市内でも至る所での浸水等の被害もあり、参加予定の皆さまには安全の確保が最優先であることを、ホームページ、Twitter等で呼びかけ、安全にお越しいただける方々のみを対象としての実施となりました。
今回ご参加できなかった皆さまにおかれましては、改めて秋田県立大学を体験できるイベントをご案内いたします。
今年のオープンキャンパスは完全対面型で、秋田県内外から461名(生物資源科学部137名、システム科学技術学部324名)が参加しました。
参加者アンケートでは、「ホームページや大学の資料だけではわからなかった魅力がよく知れてとても良かった。」「学生の生の声を聞ける機会は少ないので良い機会だった。」「実際に大学生の方が作業している所を見ることで、大学生活の想像や印象だけでない現実を知ることが出来ました。」「教授や生徒の雰囲気がとても良く楽しかったです。」「さらに、興味が湧きました。」といった嬉しい声をいただきました!
当日は、多くのご参加をいただきましてありがとうございました。
生物資源科学部(7月16日開催)
朝9時の受付開始後、講堂にて中沢学部長より大学・学部説明を行いました。
その後は、各学科に分かれての4学科イベント、保護者・進路検討中の学生向けイベントを実施。
秋田キャンパスには応用生物科学科、生物環境科学科、生物生産科学科の3学科があり、大潟キャンパスにはアグリビジネス学科があります。講堂での全体説明終了後に、学生の誘導で秋田キャンパス内の各イベント会場へと向かいました。
講義室での模擬講義や実験室での実験体験で、大学生活をより身近に感じることができたのではないでしょうか。
大潟キャンパス見学バスツアーも開催し、35名がバスに乗車し、アグリビジネス学科へと向かいました。大潟キャンパスには学生寮を完備しており、現在216名の学生がここで生活しています。寮での生活スペースや大浴場も見学し、昼食は食堂でカツカレーを召し上がっていただきました。
昼食後は、学生寮から車で3分のところにあるアグリイノベーション教育研究センター(AIC)へと移動し、牛舎見学や、計測器を用いたトマトの成分計測を体験していただきました。
また、全学科共通のイベントでは進学相談会や学生によるキャンパスツアーを随時行いました。保護者・進路検討中の学生向けイベントでは、講堂でパネルディスカッションを実施しました。学科の異なる4名の本学学生から「秋田県立大学を選んだ決め手」や「進路選択で悩んだこと」「大学での過ごし方」などについてトークを行い、学生のリアルな声を届けることができたのではないでしょうか。
システム科学技術学部(7月17日開催)
当日は、天候も回復し受付開始前から多くの方々がみえていました。朝10時の受付後、高校1・2年生と高校3年生に分かれて当日のご案内をしました。保護者向け説明会では、学部長より学部・学科の説明をした後、学費支援制度等のご説明や質疑応答を実施。
本荘キャンパスには、機械工学科、知能メカトロニクス学科、情報工学科、建築環境システム学科、経営システム工学科の5学科があります。大学構内を自由に行き来する機会はめったにありませんので、みなさん広々とした構内を探索しながら、興味のある研究室を訪れている様子でした。
また、本学学生によるキャンパスツアー、研究室見学ツアーを随時受け付けていたほか、午前・午後の2回に渡る模擬講義を開催、学生自主研究の展示や、無料学食体験、サークル紹介も行われ、1日を通して大学生活の模擬体験ができたのではないでしょうか。
本荘キャンパスには、研究室がある学部棟・大学院棟のほか特別実験棟・創造工房棟という施設があります。ここには、研究室には収まらない大型の実験設備があり、今回は建築環境システム学科の模擬実験として振動台デモンストレーションやコンクリート破壊実験などを体験していただきました。
オープンキャンパスの締めくくりは、JAZZバンドサークルによる演奏。心地のいい音色がエントランスに響きました。
ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!