あきた地域学アドバンスト「地方創生アイデア発表会」を開催!!

 学部生を対象とした「あきた地域学アドバンスト(担当教員:経営システム工学科 嶋崎真仁教授)」授業の一環として、市民参加型の「地方創生カレッジ 学生が主役の地方創生プロジェクト ~課題先進県で考える娯楽ではないアソビ~ in由利本荘市」を実施(全2回)しました。今回のイベントは内閣府補助事業の「地方創生カレッジ」と連携し、学生世代が地方創生をジブンゴトとして捉え、活躍していくことを支援する取り組みの1つとして実施しています。

 昨年12月の第1回では、由利本荘市の未来や地方創生について考えるワークショップを開催し、本学学生・高校生・社会人の約60名が参加しました。その後、第2回 発表会までの期間、発表者(あきた地域学アドバンストを受講する学生)は、課題に対しての実践を「ジブンゴトの熟成期間」として活動し、発表会当日を迎えました。

主催:公益財団法人日本生産性本部
協力:秋田県立大学、秋田県、由利本荘市
事務局:株式会社なんで・なんで

 令和6年1月29日(月) 本荘キャンパスAVホールを会場に、1分間で想いを伝えるTalk your Will という手法で地方創生アイデア発表会を開催しました。
「ジブンゴトの熟成期間」で、それぞれが考える地方創生テーマを決定し、高校生から社会人を対象としたアンケート調査を実施、地域の方々の声を取り入れながら分析を重ね、具体化してきたアイデアを発表しています。

【発表アイデアテーマのご紹介】

・本荘公園で雪まつり
・県立大を高校生の学習空間に!
・地域に根付く、”街-ガイ-”を作る
・年中ライトアップ
・由利本荘の生物図鑑
・スモールタウン構想
・由利本荘市の商業施設を駅の近くに集める
・アソビバの作成・企画

・本荘でフェス
・本荘公園にイルミネーションを
・空いた土地の再利用
・駅前に未成年向けの娯楽を
・本荘雪まつりを開催したい
・大学生タクシー
・お祭りバスツアー
 


発表の様子


発表の様子

 当日は、由利本荘市長 湊 貴信 氏をはじめ地域住民の方など約100名(オンライン視聴約50名)が観覧。観覧者も、発表を聞いて感じたことをギフトコメントとして贈ることで対話型の発表会となりました。


観覧者のみなさん


発表のグラフィックレコーディング

 アイデア発表会のあとは、会場をカフェテリアへ移して交流会も実施。お子さん連れや、高校生、社会人の様々な世代の方約50名が参加しました。アイデア発表会を受けて感じたことを発言し、考えを共有しました。第一回の参加者も多く参加いただいており、地域創生に対しての考えをさらに深め、活発に発言されている様子が伺えました。

 

 今回の「地方創生カレッジ 学生が主役の地方創生プロジェクト ~課題先進県で考える娯楽ではないアソビ~ in由利本荘市」を通して、地域の未来を考えるきっかけとなれば幸いです。