秋田キャンパス実験圃場で田植え実習を行いました

 5月26日(金)、秋田キャンパス実験圃場において、生物生産科学実習(生物生産科学科2年生)の田植え実習が行われました。今回は、生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』で入学した65歳以上のシニア大学生6名も参加しました。

 学生たちは、慣れない泥に悪戦苦闘しながらも、 「あきたこまち」と「めんこいな」の2品種を、1つ1つ丁寧に手植えしました。本実習では、水田や苗の仕組みを学び、食の大切さを知るきっかけになるとして、手作業による田植えが毎年の恒例行事となっています。

 全員の腰が上がったら目印のロープを前に進め、合図を送ったら前に進み植えていきました。途中バランスを崩し、田んぼにダイブをしてしまった学生もいましたが、約1時間で作業を進めることができました。

 田植えを終え泥だらけになった学生達は、「機械で田植えをする現代で、手で苗を植える機会は貴重な経験になった」「足が抜けなかったり、歩き辛かったりもしたが楽しかった」「普段何気なく食べているお米の大切さを実感した」と感想を述べていました。 

 今後、植えられた2品種の稲の生育を観察し、秋には手刈りにより収穫、刈り取った稲を天日干しする、“はさがけ”も体験する予定です。