高校教員として活躍するOB・OGの講演会を開催しました

 本学では、高等学校一種免許の取得を目的とした教育課程が編成され、教職課程を履修する学生は、1年次から教職に関する科目を履修し、4年間かけて教員となる資質を習得しています。

 8月8日(火)、教職課程上の必修科目「教育実習事前事後指導」の一環として、本学を卒業し高校教員として活躍しているOB・OGをお招きし講演会を開催しました。先輩からは、高校教員の職務内容や教員という仕事のやりがい、教員に求められる資質、大学の学びがどう教員の仕事に役立っているか、など大変示唆に富んだメッセージを語っていただきました。

 参加した学生たちは、そのような先輩方の熱いメッセージや体験談に真剣な眼差しで耳を傾けていました。講演会終了後も活発に質疑応答が行われ、学生たちにとって、教員という仕事の魅力や奥深さに触れ、大変有意義な時間を過ごしました。  

【参加学生の声】
〇ただ教科を教えるだけでなく、生徒から求められる教師になり、一人ひとりと向き合うことが大切なのだと感じた。
〇教え子は皆が宝物だと、生徒を想う熱い気持ちに感動しました。
〇教育現場の”今”を知る先輩教員から実践的なアドバイスをいただき、大変有意義だった。
〇失敗や挫折から学んだことを生かすことが大事で、しっかり考え行動に移すことが大事だということを学びました。
〇高校の現場の生の声を聴くことができ大変勉強になった。先輩のようなステキな先生になりたい。
〇教員という仕事に対して憧れが強くなったことに加えて、自分に何が足りないのかが把握できた。
 

釜石商工高校 竹内 耕平 先生
(平成24年3月 機械知能システム学科卒)

大曲農業高校 田口 世人 先生
(令和5年3月 アグリビジネス学科卒)

県大生時代の竹内先生:2008年学生自主研究に挑戦!!

県大生時代の田口先生:竿燈会でも活躍!!


 当日は、竹内先生、田口先生のほか、桐生市立商業高校の鈴木陽葉先生(平成22年3月 生物環境科学科卒)、千葉工業高校の土田翔馬先生(平成29年3月 電子情報システム学科卒)からもご講演いただきました。

 本講演会は、教員免許取得へのモチベーション向上と、教員採用試験合格への意欲を高める絶好の機会となっています。本学では今後もOB・OGと在学生が学びあう機会を企画し提供していく予定です。