【いつでも青春キャンパス】身近な自然から「地域独自のパン」を目指す、世代を超えた探求授業
野生酵母でパン作ろう! 〜出前授業 大仙市横堀小で開催
パン発酵に適した有用な野生酵母を探索!──保科久和さん(73歳)と山中隆さん(76歳)
児童たちが地域や校内の自然から野生酵母を探し出し、オリジナルのパン作りに挑戦するの出前授業が、大仙市立横堀小学校で開催されました。この取り組みは同校の創立150周年記念事業の一環として企画されたもので、応用生物科学科の吉川 雄樹 助教[専門:応用微生物学・発酵工学・酵母利用]、シニア大学生の保科久和さん(73歳)と山中隆さん(76歳)も、児童たちのサポート役として参加しました。
授業には理科クラブに所属する5・6年生12人が参加。校庭や敷地内をくまなく探検し、野花やドングリ、樹皮などを採取して、特製の培養溶液が入った密閉瓶に丁寧に詰め込みました。可憐な野花を採取した渋谷怜央さん(6年)は「少し湿り気のある場所に菌がいそうだと考えて選びました。自分たちが採った酵母で無事にパンが焼き上がったら本当にうれしい」と期待に胸を膨らませていました。
子どもたちに寄り添い、観察や作業を温かく見守ったシニア大学生の山中さんと保科さん。大学で培った知識や探求の面白さを地域の子どもたちへ直接届ける、世代間交流の貴重な機会となりました。
採取したサンプルは今後、吉川助教の研究室に持ち帰られ、パン発酵に適した有用な野生酵母が存在するかどうかの分離・培養・鑑別実験が行われます。地域固有の恵みからどんなパンが生まれるのか、今後の展開が楽しみです。
65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムです。
瓶に入れた植物を見つめる児童とサポートに入るシニア大学生(左)と指導する吉川助教(右)
自分たちで採った野花から、夢のパンづくりへ!
少年のように目を輝かせて秋田の豊かな自然から新たな野生酵母を探し出す

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