「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」に本学が参画するプロジェクトが採択されました

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター(以下、生研支援センター)が公募する「スマート農業技術に係る研究開発等を支援する事業」の「低コスト・小型化等現場ニーズ即応型開発」部門において、秋田県産業技術センターを代表機関とし、東光鉄工株式会社、本学、秋田県農業試験場が共同研究機関として参画する「秋田発・次世代スマート農業ドローン共創コンソーシアム」のプロジェクトが採択されました。これを受け、令和8年10月14日(水)に秋田県庁で記者発表が行われました。
 
本プロジェクトは、「中山間地小区画圃場に適した水稲直播対応ドローンの開発」をテーマとし、中山間地域における農業従事者の高齢化や複雑な圃場形状、ドローンの正確な走行に必要な通信環境といった現状の課題を、基地局不要の準天頂衛星「みちびきCLAS」と、不整形地に対応した自律航行アルゴリズムを組み合わせた超高精度・低コストな国産自律飛行基盤の確立により解決することを目的としています。そのうえで、国内における水稲直播栽培の普及拡大、省力栽培による大規模経営体の労働力不足の解消、さらに経済安全保障を担保したアジア圏への海外展開を目指します。

代表機関である秋田県産業技術センターの杉山重彰所長は、「本県農業においては、農業従事者の平均年齢の上昇や担い手不足、農地集積が急激に進行しており、現場の省力化が切実な課題。本研究開発を通じて、春の農作業時間を最大8割削減し、県内の『産・学・官・農』が一体となって、秋田の中山間地から日本のスマート農業を力強く牽引してまいります」と、プロジェクトへの意気込みを語りました。

本学は共同研究機関として、中山間地におけるドローン直播の現地実証評価、観測ドローンNDVIメッシュ解析による生育評価、成果統合「作業と栽培の手引き」マニュアル作成等に取り組んでまいります。


記者会見の様子

組織名称

秋田発・次世代スマート農業ドローン共創コンソーシアム

採択課題名

【低コスト・小型化等現場ニーズ即応型開発部門】
中山間地小区画圃場に適した水稲直播対応ドローンの開発

代表機関・参画機関

代表機関:秋田県産業技術センター
協同研究機関:東光鉄工株式会社、秋田県立大学、秋田県農業試験場

〇生研支援センターによる発表はこちら(別リンクで開きます)