本学修了生が情報処理学会第88回全国大会で学生奨励賞を受賞しました

 202636日(金)~8日(日)に松山大学で開催された情報処理学会第88回全国大会において、システム科学技術研究科・博士前期課程2年/画像情報処理研究室(発表当時)の小林 陽さんが学生奨励賞を受賞しました。
 本賞は、学生セッションで発表された学生会員の中から優秀な発表に対して贈呈されるものです。
 
【標題】
視覚基盤モデルを活用したテキスト非依存なOWL-ViTによるOne-Shot物体検出
小林 陽、猿田 和樹、陳 国躍、寺田 裕樹 (秋田県大)
 
【論文要旨】
 物体検出のアノテーションコスト削減策として、1枚の例示画像を基に対象物体を検出するOne-Shot物体検出が注目されている。既存手法のOWL-ViTは本タスクで優れた性能を発揮するが、Open-Vocabulary物体検出を目的に学習されたモデルであるため、そのモデル構造やマルチモーダル学習プロセスには冗長性がある。本研究では、OWL-ViTのテキスト依存性を排除し、One-Shot物体検出に特化したモデルを提案する。強力な視覚基盤モデルDINOv3の導入により、画像-テキスト間のアライメントを排除して学習コストを大幅に削減しつつ、十分な性能が得られることを検証する。
 
【受賞者のコメント】
 この度は、情報処理学会第88回全国大会において学生奨励賞という名誉ある賞をいただくこととなり、大変光栄に存じます。指導教員である猿田和樹先生をはじめ、陳国躍先生、寺田裕樹先生によるご指導と研究室のメンバー、家族の支えがあってこそいただくことができた賞であり、心より感謝申し上げます。大学院生から一転して社会人となりますが、いただいた賞を励みに、より一層精進してまいります。