【スマート農業指導士育成プログラム】スマート農業普及論①

令和8年6月16日(火)、カレッジプラザを会場に「令和8年度スマート農業指導士育成プログラム」における「スマート農業普及論①」を実施しました。

本年度のプログラムには、農業従事者や行政職員、農業法人・団体など13名が受講しており、スマート農業を生産現場で実践するためのロボット技術、ICT・IoTなど幅広い分野について、年間33科目67時間の座学・演習を履修しています。

はじめに、株式会社日本農業サポート研究所 代表取締役の福田浩一氏による「スマート農業の現状とAI時代の指導活動」と題した講義が行われました。講義では、日本全国や海外におけるスマート農業の実践事例が紹介されたほか、生成AIの活用方法についても説明。講義の終盤では、配付されたプロンプト集を活用しながら、受講者が実際にスマートフォンへ生成AIアプリをダウンロードし、直売所向けPOPの作成や農産物価格予測、気象予測アプリの制作などを体験しました。受講者は試行錯誤しながらも、生成AIを活用したスマート農業への理解を深めていました。

続いて、アグリビジネス学科上田 賢悦 教授から最終課題発表会で発表するスマート農業普及計画・経営改善計画についての作成ガイダンスが行われました。その後、昨年度および一昨年度の課題発表会で高い評価を得たスマート農業指導士2名が、それぞれ経営活動の視点と普及指導員の視点からスマート農業導入活動3か年計画について発表しました。発表内では、現在実践中の普及計画も紹介もあり、終了後には発表後には受講者から質問が挙げられ、関心の高さがうかがえました。

最後に、受講者は3グループに分かれ、日本の農業が直面する課題の解決策として期待されるスマート農業について、その普及を阻む要因を分析し、具体的な解決策やスマート農業指導士の在り方を考えるグループディスカッションを行いました。演習では、まずスマート農業の普及を妨げる課題を各自が付箋に書き出し、グループごとに意見を整理・分類。その後、課題の根本原因について議論を深め、洗い出された課題の中からテーマを一つ選び、解決に向けた方策を検討しました。最後には各グループが検討結果を発表し、受講者は活発な議論を踏まえた提案内容を共有しました。本講義を通じて、スマート農業の普及に向けた課題と可能性について理解を深める、有意義な学びの機会となりました。


全体の様子


株式会社日本農業サポート研究所代表取締役
福田浩一氏


生成AIでPOP制作を体験


修了生による発表


実践中の計画も交えてお話しいただきました


グループディスカッション


まずは課題を洗い出し


近い意見をシートにマッピング


意見交換を行いながら作業を進めます


和気あいあいとした雰囲気!


シートに書き加えてまとめに入ります


グループワークの成果を発表!


発表に耳を傾けていました