横手高校のSSH事業「MDS基礎(統計演習)」が本学で開催されました
9月28日(月)、秋田県立横手高等学校の1年生を対象とした高大接続事業、「MDS基礎(統計演習)」が、本荘キャンパスで行われました。MDS(美入野データサイエンス)基礎は、秋田県立横手高等学校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環として実施しているものです。
当日は、本学教員や学生の指導のもと、統計学について幅広く学び、実際に活用する演習まで行いました。大学の講義室に入った直後は少し緊張した様子の生徒たちでしたが、講義やデータ分析演習が進むにつれて表情もやわらぎ、真剣な眼差しで課題に取り組む姿が大変印象的でした。
★SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
文部科学省が科学技術・理科、数学教育を重点的に行う高等学校を「スーパーサイエンスハイスクール」として指定し、理数系教育に関する教育課程の改善に資する研究開発を行う事業で、平成14年度から実施されています。
統計演習1 (担当:経営システム工学科 嶋崎真仁 教授)
「統計で地域を大枠から眺める」をテーマに、人口構造や製造業、住み心地などの身近なデータを活用し、地域課題の発見と持続可能なまちづくりについて解説しました。演習後半ではGoogleスプレッドシートやRESAS等を用いた実際のデータ分析手法も紹介され、理系×経営・データサイエンスの視点から地域未来を捉える貴重な機会となりました。

統計演習2(担当:経営システム工学科 鈴木一哉 教授・山口高康 教授)
演習前半は、鈴木教授が「Python基礎(統計処理の基本)」をテーマに演習を行いました。 プログラミング言語「Python」を用い、データの平均値や標準偏差、偏差値を求めるハンズオン形式の実習を実施。 生徒たちは実際のコード記述を通してデータ処理の仕組みを学び、統計学とプログラミングの実践的なスキルや楽しさに触れました。生徒はプログラミングに苦戦しながらも本学学生のサポートもあり、無事に演習を終えることができました。演習後半は、山口教授が「クラウドコンピューティングによるビッグデータ処理とインフォグラフィックス」をテーマに演習を行いました。インターネット上の口コミ情報をクラウドで収集・分析し、地域の特徴を分かりやすいグラフィックに可視化する流れを体験。複雑なデータも工夫次第で一目で伝わるようになることを学び、生徒たちはグループで結果を見比べながら楽しそうに考察を深めていました。


