日本海側大学アライアンス特別セミナーを開催しました

5月28日(木)、秋田キャンパスにおいて、東京大学大学院農学生命科学研究科の郭 威准教授を講師に迎え、特別セミナーを開催しました。
本セミナーは、本学が福井県立大学、石川県立大学、新潟大学、山形大学および東京大学と連携して設立した「未来農業イノベーションのための日本海側大学アライアンス(fAGRI@JSU)」の活動の一環として実施されたもので、当日は生物資源科学部の教員・学生が受講し、スマート農業に関する最新の研究動向について学びました。

講義では、「リモートセンシングとAIを活用したスマート農業技術の展開」をテーマに、農業分野におけるAI活用の最新事例について紹介いただきました。世界各地で進むスマート農業の取り組みに加え、イネの開花記録を自動化するシステムや、画像認識技術を用いてイネの生育状況や雑草を識別する研究事例などが紹介され、AIやリモートセンシング技術が農業の現場でどのように活用されているのかについて理解を深める機会となりました。
講義の終盤では、人が主体となってAI技術を活用する重要性と、データを基盤としたスマート生産・スマート育種の融合が日本海側地域の稲作生産の発展につながる可能性が示されました。

講演後の質疑応答では、取得したデータの活用方法や実際の導入事例に関する質問が数多く寄せられ、参加者のスマート農業技術への関心の高さがうかがえました。
本学では今後も、fAGRI@JSUの連携を通じて、気候変動や少子高齢化といった社会課題に対応しながら、日本海側地域の稲作を取り巻く課題の解決や技術開発を目指し、未来の農業を牽引する研究と人材育成を推進してまいります。
 


特別セミナーの様子


東京大学大学院農学生命科学研究科
郭 威准教授


農業におけるAI活用の最新事例を紹介いただきました


熱心に聞き入る学生