平泉町議会産業建設常任委員会の皆さんがAICを訪問しました
令和8年7月9日、岩手県平泉町議会産業建設常任委員会7名の皆様が来訪し、本学の附属機関であるアグリイノベーション教育研究センター(AIC)にて行政視察研修会を実施しました。平泉町は北上川流域の整備された圃場を有する一方で、中山間地域における担い手不足や高齢化による耕作放棄地の増加という課題を抱えています。今回の視察は、本センターの先端的な研究やスマート農業の取り組みを、同町の課題解決に向けた行政への「政策提言」に活かしていただくことを目的に行われました。
AICの概要説明(9:30〜)
教育研修室にて、山田 農工連携プロデューサーよりAICの設立経緯や概要、取り組んでいる研究や人材育成について説明しました。AICは農業を核とした地域連携の拠点として、地域課題解決に向けた様々な事業・研究を行っています。
施設園芸の視察(9:50〜)
吉田 康徳 教授(アグリビジネス学科)の案内により、最新の施設園芸設備を見学しました。本学ではトマト・キャベツ・イチゴ等の病害防除や管理に関する専門的な研究・情報発信を行っており、施設園芸における生産性向上のポイントを解説しました。

農業機械・スマート農業技術の紹介(10:10〜)
農業機械担当の技能職員より、リモコンによる自動操縦機能が附属した農業用トラクターなど、スマート農業を支える最新機械を紹介しました。本学は、農業用ドローンを活用した「水稲湛水直播農法」の実践マニュアルを公開するなど、低コストで省力的な農法の普及に注力しており、中山間地での応用可能性についても触れました。
リモコンによる無人操縦が可能なトラクター

見学バス車内から職員が遠隔操縦します
意見交換会:地域課題解決に向けて(10:30〜)
最後に、山田 農工連携プロデューサーを交えて活発な意見交換が行われました。委員の皆様からは、これまでの研究成果、中山間地域におけるスマート農業活用の可能性、「スマート農業指導士育成プログラム」の成果等について質問が寄せられ、本学の知見に基づいた回答を行いました。今回の研修会が、平泉町における農業政策の立案や地域活性化の一助となることを期待しております。本学は今後も秋田県内外の自治体と連携し、研究成果を社会に還元する取り組みを続けてまいります。
