部局間研究交流フォーラムを開催しました

  令和5年9月21日(木)カレッジプラザ(秋田市中通)にて「第9回令和5年度 秋田県立大学 部局間研究交流フォーラム」を開催しました。

 部局間研究交流フォーラムとは、本学部局間の教員および研究員の交流、異分野共同研究の発掘と推進を目的に、平成26年から開催しています。
 今回は、アグリイノベーション教育研究センター、情報工学科、木材高度加工研究所、本荘キャンパス地域連携・研究推進センター、生産科学科、総合科学教育センター、アグリビジネス学科の教員7名が研究紹介を行い、学内外を含めた約100名が聴講しました。

 開会にあたって福田裕穂学長より9月12日に公表した秋田県立大学ビジョン2033へ触れるとともに、「ぜひこのフォーラムをきっかけに、新しい領域への挑戦や融合的な展開を行い、秋田全体の研究力向上へとつなげて欲しい」と挨拶があり、会がスタートしました。
 


「スマート農業の社会実装に向けた教育プログラム(スマート農業指導士育成プログラム)の開発」

生物資源科学部アグリビジネス学科(兼)アグリイノベーション教育研究センター 上田 賢悦 教授


「自然言語処理による人間の知的活動の支援」 

システム科学技術学部情報工学科 堂坂 浩二 教授


「冷温帯に生育する主要広葉樹種の肥大成長および材質に関する年輪年代学的研究」

木材高度加工研究所 沈 昱東 助教


「航空機電動化プロジェクトの取り組み」

本荘キャンパス地域連携・研究推進センター 高橋 克行 特任准教授 


「純農村地域の再生可能エネルギー利用」

生物資源科学部生物生産科学科 頼 泰樹 准教授 


「英会話課外活動の紹介と英語コミュニケーション能力に関する質的研究」

総合科学教育研究センター 山崎 健一 准教授 


「赤身肉の産肉性と肉質の向上に向けて」

生物資源科学部アグリビジネス学科 佐藤 勝祥 准教授 

 最後に蒔田明史副学長より「秋田県立大学が持っている幅広い研究分野は、大学の財産であり、研究者それぞれの専門を活かしていくべき。ぜひ他の研究への関心を高めていってほしい。」と総評をいただき今回の研究交流フォーラムは終了しました。
 こうした分野の壁を持たない交流が、学内の研究活性化につながり、新たなイノベーションのきっかけになることを期待しています。