【いつでも青春キャンパス】豊川油田で実習を行いました!!

 この度、生物資源科学部1年生を対象とした環境科学基礎演習/生態工学コースの実習(指導教員:生物環境科学科 渡邊 美穂 助教)が、潟上市の近代産業遺産『豊川油田(※)』で行われました。

 本実習は、野外観察や座学を通して微生物の働きを学ぶことで、微生物に関する基礎的な知識と簡単な実験手法を身に着けることを目的にした実習で、シニア大学生の岩間練治さん(67歳)と渋木香菜子さん(65歳)が参加しました。

 当日は展示室や今でも原油が湧き出ている沼などを見学したほか、『培養技術に基づく環境からの新規微生物資源の獲得』というテーマで研究を進めている岩間さんは、原油を分解しエネルギーを生み出す微生物を探索するため、泥だらけになりながら沼からサンプルを採取しました。

【生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』】
 65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムで、65歳から75歳の15人が学生と共に講義を受けたり、サークル活動に参加したりして、キャンパスライフを満喫しています。

(※)豊川油田は、明治15年から石油開発の探査が進められ、最盛期には年間86,800キロリットルを産油し、掘られた油井の数は718本と、石油王国秋田において有数の油田地帯でした。