本学卒業生が全国新酒鑑評会 で金賞を受賞しました

 この度、2006年度に生物資源科学部・応用生物科学科を卒業された小館 厳 さん(秋田県/花輪高校出身。指導教員:食品醸造グループ 中沢 伸重 教授)が、令和4年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。

 小館さんは現在、「秋田晴」や「酔楽天」を醸造する秋田酒造株式会社(秋田市新屋)で酒造りを行っており、令和2年3月から杜氏としてご活躍されております。

 杜氏として初めて臨んだ前回の全国新酒鑑評会では入賞を果たし、今回、2回目の挑戦で見事、金賞を受賞しました。今回出品した「酔楽天」は、コメが溶け過ぎて味が重くならないよう、吸水管理を徹底し、コメの旨味と華やかな香りのバランスが取れたお酒に仕上がりました。

小館さんのコメント

杜氏として2年目の酒造りで、全国新酒鑑評会で金賞を受賞することができ、 喜びと同時にホッとしております。 造りの面でもいろいろと大変でしたが、結果を出すことができ、苦労が報われた思いです。 今酒造年度からは新入社員も3人増え、酒造りを指導しながら、改めて酒造りの楽しさを実感できました。 今後は、鑑評会で得た経験を酒造りに生かし、お客様に喜んでいただけるようなお酒を醸していきたいです。

中沢教授のコメント

小舘さん(厳ちゃん)、全国新酒鑑評会での金賞受賞、おめでとうございます。酒造メーカーで勤めた経験があるので、杜氏2年目で受賞されたのは本当に快挙です。厳ちゃんは私の研究室の卒業生ですので、大変嬉しく誇らしく思っています。これからもみんなを笑顔にするお酒を造って下さい。

★内容は以下の秋田魁新報電子版からもご覧いただけますので、是非、ご覧ください。
 『2回目の挑戦で金賞!「酔楽天」の杜氏、小舘さん「苦労報われた」』 (秋田魁新報電子版にリンク)