【給付奨学金予約採用者へ】自宅外月額支給早期化について

 令和6年度日本学生支援機構の給付奨学金の予約採用候補者のうち、自宅外通学であることの証明書類を提出できる場合は、進学前であっても3月中の指定の期間に書類を提出し、自宅外通学の審査をすることができます。

 大学が定める締め切りまでに証明書類を提出し、不備なく審査が完了した場合、進学届提出後、初回振込から自宅外月額が適用されます。

<注意点>
※アパートの契約が間に合わない場合は、進学後に審査に申し込んでください。
  • その場合、書類の提出から実際に自宅外通学月額で奨学金が振り込まれるまで、2~3か月程度かかることがあります。
  • 審査の間は自宅通学の月額で奨学金が振り込まれ、審査が完了した次の月に差額が振り込まれます。
※初回交付月は、進学後の手続き時期によって異なります。
※進学先未決定の場合は、今回ではなく進学後に手続きしてください。
 
【自宅外通学とは】
生計維持者(原則父母)と別居しており、かつ家賃を学生または生計維持者が負担している状態のことです。
必要となる要件は以下のとおりです。
  1. 実家(生計維持者いずれもの居住地)から大学等までの通学距離が片道60㎞以上(目安)
  2. 実家から大学等までの通学時間が片道120分以上(目安)
  3. 実家から大学等までの通学費が月1万円以上(目安)
  4. 実家から大学等までの通学時間が片道90分以上であり、通学時間帯に利用できる交通機関の運行本数が1時間当たり1本以下(目安)
  5. その他やむを得ない特別な事情により、学業との関連で、実家からの通学が困難
 
【給付奨学金の月額】
 自宅通学と自宅外月額では、振込額が異なります。
支援区分 自宅通学 自宅外通学
第Ⅰ区分 29,200円(33,300円) 66,700円
第Ⅱ区分 19,500円(22,200円) 44,500円
第Ⅲ区分   9,800円(11,100円) 22,300円
※()内は生活保護を受けている生計維持者と同居している場合及び社会的養護を必要とする人で児童養護施設等から通学する人
※進学先未決定の場合は、今回ではなく進学後に手続きしてください。
 
1.給付奨学金手続きの流れ(進学前に自宅外月額審査を受ける場合)
 (1)秋田県立大学学生チームに、自宅外通学に係る指定の書類を郵送してください。
 (2)入学後に、指定の日時までに進学届を提出してください。
 不備なく(1)・(2)の手続きが完了した場合は、初回振込から自宅外通学になります。
 ※(1)の自宅外通学に係る書類を提出しただけでは、奨学金の振り込みは始まりません。
  (2)の進学届の提出も必ず行ってください。


 
 
2.対象
以下全てを満たす方のみ申込できます。該当しない項目がある場合は、進学後申し込んでください。
・推薦Ⅲまでの推薦入試合格者で入学手続き済の方 または 一般選抜(前期)合格者
・給付奨学金の「採用候補者決定通知」(採用コードがD~G)をお持ちの方
・期日までにアパート等の契約が完了し書類を提出できる方
 
3.提出書類
 詳細については、推薦Ⅲまでで合格し、入学手続き済みの方は3月初旬発送する書類に記載しております。一般選抜(前期)合格者には合格通知に文書を同封いたします。
・令和6年度採用候補者決定通知のコピー
・様式35「通学形態変更届(自宅外通学)」
・自宅外通学を証明する書類(賃貸借契約書など ※)
 ※推薦Ⅲまでの合格者のうち、秋田県立大学大潟キャンパスの学生寮(清新寮)に入寮決定済の場合は不要
 
4.締め切り
 3月15日(金)17:30必着
※ただし、書類を不備なく提出できた場合のみ
 書類に不備があった場合は、自宅外通学の月額への反映が遅れます。
 提出内容については、大学から照会する可能性があります。
 
5.送付先
 システム科学技術学部:秋田県立大学本荘キャンパス学生チーム
 生物資源科学部:秋田県立大学秋田キャンパス学生チーム
 
6.参考
 ・文部科学省「高等教育の修学支援新制度」
  https://www.mext.go.jp/kyufu/
 ・日本学生支援機構「給付奨学金(返済不要)」
  https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/kyufu/index.html
 ・自宅外通学の取扱いについて
  https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/kyufu/zitakugai.html