由利高校の2年生が本荘キャンパスで「県内大学ラボツアー」を行いました

 令和5年9月6日(水)秋田県立由利高等学校理数科2年生33名が「県内大学ラボツアー」の一環として本荘キャンパスを訪れました。当日は3つのコースから1つを選択し、実験や演習など体験的な活動に取り組みました。


★100%天然由来のプラスチック複合材料をつくろう★

 機械工学科 境 英一 准教授のコースでは「植物繊維/バイオマスプラスチック複合材料」について作製から性能評価までの一連の研究の流れを実験を交えながら体験しました。
実際に大きな実験器具を見たり、触れたり、先生や学生からの話を聞いたりしながら熱心に取り組みました。
 

★高校生のためのロボット開発演習★

 知能メカトロニクス学科 齋藤 敬 教授のコースでは農業用ロボットの作成に挑戦しました。3~4人のグループに分かれ、先生や学生からアドバイスをもらいながらロボットを作りに挑戦しました。最後にはロボットをどれだけ正確に動かせるか競い合い、最後まで真剣に取り組んでいました。
 

★高校生のための人工知能開発演習★

 知能メカトロニクス学科 伊藤 亮 准教授のコースでは「Google Colaboratory」とプログラミング言語「Python」を使って、人工知能の基礎知識を学びました。実験では、自分で書いた数字をWebカメラで読み取り、正確に認識できるのか確認をしました。読み取りやすい数字を探したり、より正確に認識してもらうにはどうすればよいのかを考えたりしながら、分からないところは先生や学生に積極的に質問しながら取り組みました。
 

 県内大学ラボツアーを通して高校での学びのモチベーションにつながり、大学での学びや本学の研究についてより関心を持っていただけましたら幸いです。
秋田県立由利高等学校の皆さん、ご来学ありがとうございました!