大雨被害に対する災害ボランティア活動を行いました

 令和5年7月の本県を中心に発生した記録的な大雨により、被害に遭われた被災地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。この災害により、県内各地で浸水や土砂崩れ等の被害が発生し、今でも復旧活動が行われておりますが、農業分野でも田畑の冠水など甚大な被害が発生しました。

 このような状況を踏まえ、農業や作物栽培を学んでいる生物資源科学部の学生5人は、7月29日、能代市二ツ井の水田農家に赴き、災害ボランティア活動を行いました。当該地区では、田んぼや用水路には土砂等が流れ込み、水田に水を入れることができない状態となっています。この時期は、収量・品質向上を図るため、田んぼの水を一時的に抜いて干す「中干し」の時期にあたりますが、今後、水が入れられないと壊滅的な被害を及ぼします。

 学生達は、水路にたまった大量の土砂を取り除く作業に汗を流し、田んぼまでの水路を何とか開通することができました。活動を行った三浦太陽さんは、「今回、現地へ行ってみて、実際に足を運ばないと分からない事がたくさんあることを実感しました。被災された方にとって少しでもお力になれるよう、より一層有意義な活動をしていきます。」と語りました。