地域ビジネス革新プロジェクトの学生が有機農業の視察・体験をしました

 6月2日(水)、北秋田市前山地域で有機農業に取り組んでいる「くまさん自然農園」において、アグリビジネス学科の地域ビジネス革新プロジェクト(指導教員:酒井 徹 准教授林 芙俊 准教授、末永 千絵 助教)の学生6名が参加し、視察・援農実習が行われました。

 北秋田市前山地域は、秋田県の「守りたい秋田の里地里山50」の認定を受け、地域が一体となり農地の適正な保全や雑穀栽培を展開しており、地域住民で組織する「前山元気村」では地域交流を図るなど、農地や地域の保全継承が実践されております。

 学生たちは、雑穀の有機栽培の取り組みを視察するとともに、実際に有機農業の作業を体験しました。 今回は、紙製の連結ポットで育苗された雑穀の苗を、牽引型の簡易移植機で移植しました。 この方法により雑草に負けない強い苗が植えられ、除草剤を使わない有機農業でも栽培しやすく、 労力軽減と時間短縮が期待できます。この方法は、ネギやタマネギ、一部の野菜や花きなどでも使われます。 

 自然に包まれたのどかな里山で、汗まみれになりながら最後まで作業を行った学生たちは、達成感と充実感に満ちた表情をしておりました。

 地域ビジネス革新プロジェクトでは、今回の視察・体験を踏まえ、農業・農村の将来像や新しい農村社会を展望する調査・研究に鋭意取り組むこととしております。

★詳細は、以下の地域ビジネス革新プロジェクト3年生の活動記録を是非ご覧ください!!
 「2021年6月2日 実習 北秋田市 くまさん自然農園」