新型コロナウイルス感染症に係る対応方針(10月6日改定)
国は、19都道府県を対象としていた緊急事態措置と、8県を対象としていたまん延防止等重点措置を9月30日をもって終了した。
また、県においては、9月に入ってから新規感染者数の減少傾向が続いており、確保病床に対する使用率も低い割合を維持していることから、県は、県独自の感染警戒レベルを全県「4」から「3」へ引き下げるとともに、感染防止対策の徹底について、本学に対して要請がありました(9月30日付け)。
このような情勢を踏まえ、秋田県立大学における対応方針を次のとおり改めましたのでお知らせします。
1 授業の取扱いについて
授業は、感染拡大の防止に最大限の配慮をした上で、対面による授業を基本とするものとし、必要に応じてオンラインを活用することとする。
2 大学が主催する行事等について
本学が主催する行事等については、「3つの密」(「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話する密接場面」)が発生しない席の配置や「人と人との距離の確保」など実施環境に配慮し、参加者に対しては4に記載の基本的な感染防止対策が徹底されることを前提に、費用対効果等を含め総合的に開催の可否を判断するものとする。また、開催に当たっては、同意を得た上で参加者の名簿を作成するなど連絡先の把握を行うものとする。
全国的な人の移動を伴うイベント又は参加者が1,000人を超えるイベントを開催する場合については、開催の2週間前までに「感染防止策チェックリスト」の県への提出が必要となることから、事前に企画・広報本部企画チームに問い合わせること。
3 学生・教職員の県外・海外との往来について
【県外・海外との往来】
① |
海外との往来は、出張、帰省等を含め、控えること。真にやむを得ず往来する場合は、事前にワクチン接種(2回目から2週間程度経過)又は帰国後にPCR検査を行うこと。 |
② |
県外との往来も、訪問地域の感染状況を踏まえ慎重に判断することとし、できるだけワクチン接種(2回目から2週間程度経過)後に行うこと。また、観光や娯楽(スポーツ観戦、コンサート鑑賞、レジャー施設の利用など)で県外と往来する場合は、訪問施設等の感染対策も確認するなど、より慎重に判断すること。 |
【県外からの訪問者受け入れ】
③ |
家族・親類の県外からの訪問や帰省は、出発地の感染状況を踏まえて判断していただくとともに、原則として、事前にワクチン接種又はPCR検査を行っていただくこと。 |
【往来する場合の留意事項】
④ |
不織布マスクの着用、手洗いなどの基本的な感染防止対策を徹底するとともに、帰県後又は来県後、2週間程度の健康観察を行うこと。 |
⑤ |
出発前・帰県後に発熱や体のだるさ等を感じた場合には、6に記載の対応をとること。 |
4 基本的な感染拡大防止対策について
① |
ワクチンを2回接種した後も、手洗い・アルコール消毒・咳エチケット(不織布マスクの着用)を徹底すること。 |
② |
執務室等のこまめな換気を実施すること。 |
③ |
執務室等の広さを確保し、お互いの距離を空けるなどして人の密度を減らすこと。 |
④ |
近距離での会話や発声、高唱を避けること。 |
⑤ |
会議等の参加者数や開催時間は、必要最小限とすること。 |
⑥ |
飲食を伴う集まりは、屋内外にかかわらず、「長時間を避け」、「なるべく普段一緒にいる人」と「マスク会食」を行うとともに、参加人数に応じた席の配置や換気の徹底など感染リスクの回避に留意すること。 |
⑦ |
日常生活においても、感染拡大を予防するため、「人との接触を8割減らす、10のポイント」や政府が推奨する「新しい生活様式」の実践を心がけるとともに、集団感染の原因となり得る「三つの密」が重なる場所を避けること。 |
⑧ |
学内外における活動や日常生活において、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策本部から示された、感染のリスクが高まる「5つの場面(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間に及ぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に留意して行動すること。 |
⑨ |
感染防止対策の徹底について、今一度注意喚起し合うなど、互いに協力し合うこと。 |
5 サークル活動等について
【運動部活動における留意事項】
① |
県外の大会等への参加は、真にやむを得ない場合を除き控えること。 |
② |
県内の大会等への参加、県内での練習試合及び合同練習等の他校との交流を行う場合は、考えられる最大限の感染防止対策を講じること。 |
③ |
宿泊を伴う活動(合宿等)は、当面の間控えること。 |
④ |
地域の感染状況や当該活動の活動内容等に応じて、感染リスクの高い活動を一時的に控えることも含め検討すること。 |
⑤ |
活動途中、活動後に集団でまとまって食事をすることを控えること。 |
【文化部活動における留意事項】
⑥ |
県内の行事等への参加、県内での合同練習等の他校との交流を行う場合は、考えられる最大限の感染防止対策を講じること。 |
⑦ |
活動場所を分散し、一部屋の人数を減らすなど、実施方法を工夫し、互いに接近したミーティング等は避けること。 |
6 感染の可能性がある場合の対応について
発熱や体のだるさ、味覚・嗅覚に異常を感じたときは、無理に出勤や登校をせず、速やかに、かかりつけ医に電話で相談して受診するか、「あきた新型コロナ受診相談センター(TEL018-866-7050)」に相談し、その旨を大学に連絡すること。
上記のほか、体調に変化があった場合は、自宅に待機し、体温を測定、記録するなどの健康観察を行うとともに、その旨を大学に連絡すること。
7 誹謗中傷の禁止
感染者や濃厚接触者及びその家族、医療関係者等に対する嫌がらせやSNSでの誹謗中傷や人物の特定は人権侵害に当たるほか、不安や恐怖心から受診や相談、疫学調査への協力を躊躇させ、感染拡大のリスクを高めることにつながることから絶対に行わないこと。
8 その他
本方針については、感染拡大の状況等を見ながら、随時、対応を見直していくこととする。