特別公演『ドラマティック あきた学』を開催しました
11月28日(日)、秋田キャンパス講堂において、秋田県立大学・劇団わらび座・秋田ケーブルテレビ連携特別公演『ドラマティックあきた学』を開催しました。本公演は、本学と包括連携協定を締結しております、劇団わらび座および秋田ケーブルテレビとの共同実施により、新型コロナウイルス感染症により窮屈な生活を強いられている県民の皆さまを、音楽や文化芸術で元気づけるため、今年初めて企画・開催したものです。当日は、5歳~96歳までの老若男女362人にご来場いただき、秋田をはじめ東北・北海道の祭りを題材にした和楽器による演奏パフォーマンスや竿燈の妙技をお楽しみいただきました。
第1部「わらび座和楽器ライブ WALIVE -共鳴」では、随所に秋田の祭りが取り入れられ、本県の「ドンパン節」や北海道の「ソーラン節」、山形の「花笠音頭」といった民謡が、琴や三味線、和太鼓などの和楽器で演奏されました。「竿燈」や「大館囃子」では、秋田県立大学竿燈会がコラボ出演し、軽快なお囃子に合わせ迫力の演技を披露、来場者から手拍子や大きな拍手が沸き上がり観客を魅了しました。
第2部「誰も知らなかったもう一つの秋田」では、わらび座の脚本・演出を手掛ける 栗城 宏さんによるトークを行いました。秋田発のオリジナルの作品を30以上も手がけ、秋田の様々なテーマや人物への膨大な取材を通じて得た、秋田の奥深さや面白さなど知られざる秋田の魅力を存分にお話しいただきました。
本公演を通して、秋田の価値や魅力を再発見するとともに、秋田で生きることの素晴らしさを少しでも感じていただけましたら幸いです。また、本公演には多くの企業・団体の皆様から多大な御支援をいただきました。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
★秋田県立大学竿燈会代表 長森郁哉さん
2年連続で秋田竿燈まつりが中止となるなど、活動が制限されてきましたが、わらび座との初めてのコラボで市民や地域の皆さまに演技を披露できて本当に良かったです。会場内がものすごい盛り上がっていて緊張しましたが、大きな拍手と手拍子をもらい本当に嬉しかったです。貴重な経験になりました。
学生運営スタッフの皆さんも大活躍
わらび座の脚本・演出を手掛ける 栗城 宏さん