本学教員が支援した高校生の研究が「ジュニア農芸化学会2021」で銅賞を受賞‼

 令和4年3月16日にオンライン形式で行われた、日本農芸化学会が主催する「ジュニア農芸化学会2022」において、本学生物資源科学部および木材高度加工研究所が研究を支援した、秋田県立能代高校の2年生3名の研究グループ(顧問:東海林拓郎先生、本学2期生)の研究成果が、ブロンズアワード(銅賞:第3位)を受賞しました‼おめでとうございます。

【研究テーマ】
 『タンパク質いっぱいのコオロギを食べよう』[PDF]
 

「ジュニア農芸化学会2022」銅賞

能代高校理数科課題研究班3名の研究グループ

 

発表動画(NOSHIRO Science) 

応用生物科学科(食品醸造グループ)を訪問

白衣に着替えた生徒は、実験作業の内容や注意事項について説明を受けたあと、食品の成分であるタンパク質、脂質、灰分の測定に挑戦しました。高タンパクであると言われている昆虫食にどの程度のタンパク質の成分が含まれているか調べるため、午前中は濃硫酸、過酸化水素水、分解促進剤を加えた後に加熱し分解し、午後からは、分解が終了した試料を蒸留して、どの程度のタンパク質が含まれているか定量しました。その他、ソックスレー抽出装置を用いて、昆虫食中に含まれる脂質量を測定することや、灰分測定では、るつぼに入れたサンプルを550℃で加熱し灰にして、その重量を測定しました。

  支援を行った本学教員

ジュニア農芸化学会

日本農芸化学会が将来のバイオ科学とバイオ技術の発展を期して設けた「高校生による研究発表の場」。高校生の参加者にとっては、大きな学会で大勢の大学教員、企業や公的研究機関の研究者、大学院生を前に自分たちの研究成果を発表する貴重な機会となっています。