本学大学院生がNICTオープンハウスにおいてイノベーション賞を受賞しました

 本学システム科学技術研究科電子情報システム学専攻2年 鈴木朱里さん、システム科学技術学部情報工学科4年 松田来央さんのグループと、電子情報システム学専攻2年 海沼諒さんのグループが、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)による「NICTオープンハウス2021 学生による動画セッション」(2021年6月12日)においてイノベーション賞を受賞しました。

 本賞は新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらすような研究に贈られるものです。それぞれのグループの発表タイトル・内容は以下のとおりです。

「ICTを活用した秋田の過疎地域の交通支援」/乗り[逢い]交通グループ
鈴木朱里、松田来央(指導教員:飯田一朗、草苅良至、橋浦康一郎)
<研究内容>
 由利本荘市内の過疎化地域で始まった互助による人の輸送を行う乗り[逢い]交通では電話による予約を行っており、それにWebアプリを導入することで予約にかかる電話対応を削減し、人への負担を軽減するシステムに関する研究です。

「ブロックチェーンによる集落内情報の活用」/ブロックチェーングループ
海沼諒(指導教員:飯田一朗、草苅良至、橋浦康一郎)
<研究内容>
 過疎化によりこれまであった集落内の交流が減ってきていることに着目し、複数の過疎集落での交流ができるよう、物々交換や互助交通などの様々なサービスを導入できる環境構築にブロックチェーン技術を取り入れるためのアーキテクチャについて提案しました。

 それぞれのグループが過疎地域に住む人たちのためにICT技術を用いてどのように集落を維持していくのかについて検討していることが評価されました。

 NICT公式ページにて両グループの発表が掲載されておりますので、ぜひご覧ください↓
 NICTオープンハウス2021 公式ページはこちら(外部リンク)