本学大学院修了生が日本コンクリート工学会東北支部で奨励賞を受賞しました
2020年度本学建築環境システム学専攻構造学講座を修了した及川有也さん(現:株式会社アルテス)の在学中の投稿論文2篇からなる修士研究テーマが、公益財団法人日本コンクリート工学会東北支部奨励賞を受賞しました。本賞はコンクリート関係の研究に携わり、その成果(論文)が独創性・萌芽性及び将来性に富むと認められる40歳未満の者を対象とした賞で、受賞が論文の筆頭著者に限られるものです。
受賞された研究内容は、ドアや窓の位置が異なるRC壁部材において、強度評価が簡便となる規定への適用可否を判断する手法を開発するため、学部4年生から大規模構造実験ならびにFEM解析を駆使して詳細な考察を重ねた点が、学術的かつ社会的に有益な成果であると評価されました。
「包絡開口とみなされる有開口RC造耐震壁のせん断抵抗機構の解明」
及川有也(指導教員:西田哲也、櫻井真人)
※関連サイト:JCI 公益財団法人 日本コンクリート工学会 東北支部
また、及川さんは2020年度本荘由利テクノネットワークによる学生パネル発表での最優秀賞受賞に続いての受賞となりました。今後のさらなる飛躍が期待されます。