「秋田県学生スタジアム構想プロジェクト」活動発表会が開催されました

 3月25日(金)、秋田キャンパス図書館ラーニングコモンズにて、本学生物資源科学部生物環境科学科の安藤 立星さんがプロジェクトの代表として取り組んだ、『秋田県学生スタジアム構想プロジェクト』の活動発表会が開催されました。

 安藤さんは、ブラウブリッツ秋田でのインターンシップをきっかけにプロジェクトを設立し、秋田市外旭川地区に建設が予定されている、サッカーJ2ブラウブリッツ秋田の本拠地となる新スタジアムについて、様々な活動を展開しました。

☆プロジェクト代表である安藤さんのメッセージ☆

私は昨年、秋田県のプロサッカーチームである「ブラウブリッツ秋田」でインターン生として活動を行なっておりました。クラブをはじめ行政や経済団体では、スタジアム整備に関する議論が活発化しており、県民の一体感の醸成や交流人口の拡大による地域活性化に資するためには、若者の意見も反映させるべきと思いました。「若者の声を届ける」「秋田を元気に」「若者の挑戦を知ってほしい」という想いで一連のプロジェクトに挑戦しました。制作した構造図は、「スタジアムからまちづくり」をコンセプトに掲げ、秋田らしい秋田県民に愛されるスタジアムをイメージし図面に表現しており、今後、NFTアートを活用し唯一無二のデジタルデータとして販売する方向で検討を進めています。今後も、秋田の中・高・大学生の学生を中心とした若者が集い、想いや活動を発信していきたいと思います。 
 

☆公開されたスタジアム構想図

「Student World Café~秋田県の新スタジアムを考えよう~」を開催

 秋田県の新スタジアム建設に係るワークショップ「Student World Café~秋田県の新スタジアムを考えよう~」を開催。当日は、大学生・高校生・中学生など約30人の若者が参加し、新スタジアム建設に対する夢を大いに語り合い交流を深めました。参加者からは、秋田の魅力を総動員し、複合的・多機能なスタジアムとすることや、若者を含む幅広い世代が憩いの場として集い、まちの新たな賑わいを創出することや、秋田のシンボルとして県民・市民が誇りをもってもらえるような施設・エリアづくりを目指していくことなどについて、様々な意見が提案されました。秋田杉をふんだんに用いた木製スタジウムや、秋田の農産物・名産品など秋田の魅力や素材を取り入れるアイデア、さらにはスタジアム併設施設として、カフェやショッピングモール、ホテルやBBQスペースなど、夢のある斬新な様々なアイデアが出されました。

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プロジェクト動画を制作

本学生物環境学科の田口雄大さんが代表を務める、学生交流団体「You & I」が制作。本作品は、東北電力主催「TOHOKU LOVE GAKUSEI MOVIE CONTEST」に出品し「オーディエンス賞」を獲得した。

スタジアム構想図を制作

本学建築環境システム学科の学生8名が、シンポジウムであげられた若者の声をもとに図面化・立体化させて実際の構想図を制作した。作成段階では、秋田市やブラウブリッツ秋田との意見交換やソユースタジアムの施設の見学を行いました。

プロジェクトメンバー

プロジェクトメンバーには、ポルトガル、イギリス、スペインなど海外に在住しているメンバーがおり、「海外のスタジアム」、「文化の違い」、「街の雰囲気や地域」などについて定期的に情報交換を行い、スタジアム構想図に盛り込みました。
 

大学コンソーシアムあきた学生交流活動支援事業

本プロジェクトは、令和3年度大学コンソーシアムあきた学生交流活動支援事業に採択されています。
本支援事業は、大学コンソーシアムあきた構成機関の学生が共同して取り組んでいるボランティア、地域貢献、国際交流等の活動に対し、経済的支援を行うことを目的とした事業です。採択されると、1件につき10万円を上限として支援されます。