「WOOD CHANGE!ODATE ウェビナーシリーズ」が開催されます

 令和4年2月21日(月)、本学木材高度加工研究所と大館市との共同開催により、森林・林業・木材産業に関するWEBセミナー「WOOD CHANGE! ODATE ウェビナーシリーズ」がオンラインで配信されます。

 本セミナーは、林業・木材産業のさらなる成長産業化や地元産材の利用促進などを盛り込む、大館市の「大館市木材利用促進計画」を推進することを目的に開催され、当日は木材高度加工研究所の高田 克彦所長・教授、足立 幸司准教授、および工藤 佳世助教の3名がコメンテーターとなり、ナラ枯れや秋田の広葉樹利用について熱く語ります‼
 
 林業・木材関係者のみならず、木材利用と環境に興味のある皆様のご参加もお持ちしております。オンラインによる配信になりますので、この機会に是非ご参加ください。

開催概要 「ドングリの林を守ろう!~大館を取り巻くナラ枯れ被害の現状と対策~」 


東北地方や秋田県の広葉樹に関する現状と課題(虫害・獣害)について理解を深めるとともに、家具等への活用事例を紹介いただくことで、地域内での広葉樹利用推進に向けたヒントを探ります。

☆開催日時 令和4年2月21日(月)午前10時~正午
☆開催方法 Zoom ウェビナー
☆出演者 山形大学農学部 齊藤 正一 客員教授
     秋田県立大学 木材高度加工研究所
     高田 克彦 所長・教授/足立 幸司 准教授/工藤 佳世 助教

※詳細は、こちらよりご確認ください

足立 幸司 准教授からのメッセージ

大館も含めた東北の山々にはミズナラ、コナラ(以後、ナラ)、ブナなどのドングリのなる木が豊富で、野生鳥獣の重要な糧の一つになっています。また、木材としても計画的に伐採され、特にナラは紙の原料やシイタケ栽培、燃料、家具やフローリング、近年ではウィスキー樽用材にも活用される、地域の重要な森林資源になっています。しかし、近年、ナラが急速に枯れる被害(ナラ枯れ)が全国に広がっており、大館市の周辺でも被害の拡大傾向にあります。ナラ枯れは被害に気づいたときには遅いと言われており、予防対策がたいへん重要です。今回は、ナラ枯れ対策の専門家である山形大学の齊藤正一先生から、ナラ枯れとは何か?大館市を取り巻くナラ枯れ被害の現状は?私たちに今できることは?についてお話しいただきます。ドングリの林を(きちんと管理することで人と野生鳥獣の暮らしも)守ることの気づきに繋がれば幸いです。

☆申込期限 令和4年2月18日(金)午後5時まで

☆定員 100人程度

☆参加料 無料

☆申込方法 「大館市電子申請・届出サービス」から、お申し込みください。
       ※ウェビナーURLは、お申し込みいただいた方にお知らせします

お問合せ先

大館市産業部林政課木材産業係
〒017-0897 秋田県大館市字三ノ丸13番地19
TEL:0186-43-7076 FAX:0186-49-3133
e-mail:mokuzai@city.odate.lg.jp