アグリイノベーション教育研究センターが設置されました
第3期中期計画に掲げた「次世代農工連携拠点センター(仮称)構想」について、これまで検討を重ねた結果、令和3年4月1日、大潟キャンパスに「アグリイノベーション教育研究センター」が設置され、同日、記者会見が開催されました。センターは、生物資源科学部の附属施設であった「フィールド教育研究センター」を改編し、全学的な組織として新たにスタート。高速、大容量の通信規格=「5G」の通信環境が整えられ、企業や市町村などと連携して、AIやビッグデータを活用して農作物を管理するシステムや、農作物の収穫が効率的に作業できるロボット等の開発を進めるとともに、スマート農業の技術を指導できる人材育成にも鋭意取り組むこととしおております。
秋田県農業が労働力不足・後継者不足などの深刻な課題を抱える中、「スマート農業」の普及を切り口に、農業振興、さらには製造業・情報通信業など関連産業の振興を図りながら、本学の農学系・理工学系の知見を総動員して、秋田県の持続的発展に貢献していきます。
★ICT活用したスマート農業の拠点、県立大が大潟村に設置(4月2日 秋田県魁新報電子版にリンク)