新型コロナウイルス感染症に係る対応方針(5月11日改定)

 政府においては、3度目の緊急事態宣言の対象地域を拡大し、期間延長を決定しています。
 また、秋田県内においても、秋田市における新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大に伴い、秋田市の区域を対象として「感染警戒レベル」を3から4に引き上げるとともに、感染防止対策の取り組みについて、今一度徹底するよう、改めて要請がありました(5月10日付け)。
 このような情勢を踏まえ、秋田県立大学における対応方針を次のとおり改めましたのでお知らせします。

1 授業の取扱いについて

 令和3年度前期授業は、感染拡大の防止に最大限の配慮をした上で、対面による授業を基本とするものとし、必要に応じてオンラインを活用することとする。

2 大学が主催する行事等について

 本学が主催する行事等については、適切な感染防止策が実施されることを前提に、次の基準を目安としつつ、費用対効果等を含め総合的に開催の可否を判断するものとする。また、開催に当たっては、同意を得た上で参加者の名簿を作成するなど連絡先の把握を行うものとする。

 屋内にあっては、収容定員の半分程度以内の参加人数にすること。屋外にあっては、人と人との距離を十分に確保すること(できるだけ2m)。

 全国的な人の移動を伴うイベント又は参加者が1,000人を超えるイベントを開催する場合については、開催の約1ヶ月前までに県への相談が必要となることから、事前に企画・広報本部企画チームに問い合わせること。
 

3 学生・教職員の県外・海外との往来について

 【往来の自粛等】
海外との往来は、出張、帰省等を含め、真にやむを得ない場合を除き、行わないこと。
緊急事態措置区域との往来は、真にやむを得ない場合を除き、避けること。
まん延防止重点措置区域を含むその他の地域との往来は、各種試験などやむを得ない場合を除き、避けること。
観光や娯楽、知人等への訪問等での県外との往来は控えること。
 【往来する場合の留意事項】
やむを得ない場合であっても、訪問先の感染状況を踏まえた上で往来の必要性について慎重に判断すること。
やむを得ず往来する場合は、混雑や訪問先での会食を避けるなど、感染防止に最大限の注意を払うこと。
出発前・帰県後に発熱や体のだるさ等を感じた場合には、6に記載の対応をとること。また、帰県後は、2週間の行動歴を記録するなど感染拡大リスクを最小限にする行動を心がけること。
 【県外からの訪問者受け入れ】 
家族・親類の県外からの訪問(やむを得ない場合を除く。)や観光等は、避けていただくこと。

4 基本的な感染拡大防止対策について

手洗い・アルコール消毒・咳エチケット(マスクの着用)を励行すること。
執務室等のこまめな換気を実施すること。
執務室等の広さを確保し、お互いの距離を空けるなどして人の密度を減らすこと。
近距離での会話や発声、高唱を避けること。
会議等の参加者数や開催時間は、必要最小限とすること。
集会、イベント等の開催は、慎重に判断すること。
県内であっても、大人数の旅行や混雑する場所への外出を避けること。
日常生活においても、感染拡大を予防するため、「人との接触を減らす、10のポイント」や政府が推奨する「新しい生活様式」の実践を心がけるとともに、集団感染の原因となり得る「三つの密」が重なる場所を避けること。
県外から帰県した家族がいる場合は、一定期間の健康観察を徹底していただき、会食等の接触を避けること。
学内外における活動や日常生活において、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策本部から示された、感染のリスクが高まる「5つの場面(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間に及ぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に留意して行動すること。特に、普段接していない人との会食には注意を払うこと。
国が提供している「接触確認アプリ(COCOA)」や、県が運用している「秋田県版新型コロナ安心システム」の活用に努めること。
感染防止対策の徹底について、今一度注意喚起し合うなど、互いに協力し合うこと。

5 サークル活動等における感染防止策の徹底について

【運動部活動における留意事項】
県外の大会等への参加は、真にやむを得ない場合を除き控えること。
県内での練習試合及び合同練習等の他校との交流や宿泊を伴う活動(合宿等)については、当面の間実施しないこと。
地域の感染状況や当該活動の活動内容等に応じて、感染リスクの高い活動を一時的に控えることも含め検討するなど感染への警戒を強化すること。
活動途中に集団でまとまって食事をすることを控えること。
【文化部活動における留意事項】
活動場所を分散し、一部屋の人数を減らすなど、実施方法を工夫し、互いに接近したミーティング等は避けること。
他校との合同練習等については、運動部活動と同様、当面の間実施しないこと。

6 感染の可能性がある場合の対応について

 発熱や体のだるさ、味覚・嗅覚に異常を感じたときは、無理に出勤や登校をせず、速やかに、かかりつけ医に電話で相談して受診するか、「あきた新型コロナ受診相談センター(TEL018-866-7050)」に相談し、その旨を大学に連絡すること。
 上記のほか、体調に変化があった場合は、自宅に待機し、体温を測定、記録するなどの健康観察を行うとともに、その旨を大学に連絡すること。

7 誹謗中傷の禁止

 感染者や濃厚接触者及びその家族、医療関係者等に対する嫌がらせやSNSでの誹謗中傷や人物の特定は人権侵害に当たるほか、不安や恐怖心から受診や相談、疫学調査への協力を躊躇させ、感染拡大のリスクを高めることにつながることから絶対に行わないこと。

8 秋田市における感染警戒レベル引き上げに伴う特別の留意事項

 感染防止の観点から、秋田市以外に在住、勤務の教職員も充分留意すること。
 今後、全県に感染が拡大するおそれがあることを踏まえ、秋田市はもとより、秋田市以外のキャンパス等においても、基本的な感染拡大防止対策やサークル活動等における感染防止対策を今一度徹底すること。

9 その他

 本方針については、感染拡大の状況等を見ながら、随時、対応を見直していくこととする。