AICにおける学生の卒業研究が秋田魁新報で紹介されました

 令和3年10月22日(金)付けの秋田魁新報に、アグリイノベーション教育研究センター(AIC)で行われている、学生のスマート農業に関する卒業研究が紹介されました。

 内容は以下の秋田魁新報電子版からもご覧いただけますので、是非ご覧ください。 
 ☆「県立大でスマート農業の研究進む アグリイノベセンター開所半年」

 ★生物資源科学部アグリビジネス学科4年 菅原 二千花さん
AIを活用して秋田県で古くから肥育されている「日本短角種」の効率的な種付けを実現する研究に取り組んでいます。離れた場所でも牛の活動量を確認できるセンサー付きの首輪「ファームノート」は、センター内で飼育する雌の短角種に装着、AIが活動情報を個体別に学習し、個体差を考慮したデータ解析の結果をスマホに知らせることで、種付けのタイミングをつかみ、経済損失の少ない効率的な種付けが期待されます。
 


★生物資源科学部アグリビジネス学科4年 杉本 初陽さん
 田んぼの除草の手間を最小化することが期待される「水田除草ロボット」(※通称「アイガモロボ」)の除草効果が、イネの生育にどう作用するのか実証研究に取り組んでいます。
 このロボットは、水田内を自動で動き、スクリューで水を濁らせることで光を遮り雑草の成長を抑えます。除草剤を使わずに雑草が生えにくい状態をつくるので、有機栽培における除草の手間削減が期待されます。