第6回全国低カリウム野菜研究会シンポジウムが開催されます

  12月17日(木)、吉澤結子副学長兼理事が会長を務める全国低カリウム野菜研究会が主催し、「第6回全国低カリウム総会および情報交換会」がオンライン形式により開催されます。

 生物資源科学部生物生産科学科の小川 敦史 教授が開発した「低カリウム野菜」は、通常野菜の約5分の1までカリウム含量が少ないことから、腎臓病患者の方々の健康増進や生活の質(QOL)向上、カリウム摂取量を正しく管理する等の医療上の観点から、多くの関心が寄せられています。一方、栽培拡大やカリウム量の正確な把握、製品普及や腎臓病食への利用等の課題があり、正しい認識と普及には広範な情報提供が不可欠と考えられます。

 全国低カリウム野菜研究会は、このような現状を背景に、腎臓病患者とこれを支援されるご家族や医療関係者、栄養士関係者、低カリウム野菜栽培関係者等に資することを目的として2016年3月に発足し、「低カリウム野菜」に関して各種の情報を広く発信し利活用を促進する活動をしております。

 これまで、各地で講演会を開催してきましたが、今年度はより多くの方に参加していただくため、オンラインで講演動画を配信するとともに、総会ならびに情報交流会を開催します。

日時

令和4年12月17日(木)10時~12時 オンラインにより開催

内容

総会と情報交流会の開催に先立ち、現在、小川教授による講演を含め7つの講演動画を無料でご視聴いただけます。
なお、講演内容に関する質問などについては、情報交流会の場でご回答いたします。
詳細は、第6回全国低カリウム野菜研究会シンポジウムのホームページをご覧ください。

参加申込

12月13日(火)まで、こちらより参加申し込みをお願いいたします。
12月15日(木)まで、参加用URLなどをメールをにてお送りいたします。
 

全国低カリウム研究会

「低カリウム野菜」について理解の深化と広範な普及を目指して、情報交流や研究、開発支援を中心に活動を展開しております。