秋田県立秋田南高等学校と連携協力に関する協定を締結しました
11月15日(火)、秋田県立大学(小林 淳一 理事長兼学長)と秋田県立秋田南高等学校(伊藤 雅和 校長)は連携協力に関する協定を締結しました。秋田南高校は、平成27年度から31年度までの5年間、文部科学省の「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」として、グローバルリーダー育成の研究指定(構想名:「こまちの里」秋田の高校生が「地球村」の食糧問題に挑む!)を受け、本学の教員も同校に赴き、農と食に関する世界的な課題についてグローバルな視点で考える取り組みを支援してきました。
本協定の締結を契機として一層連携を強化し、世界で活躍するグローバルリーダーの育成を目指します。
【連携協力協定の目的】
高等学校での探究的な学習活動に関して連携して研究するとともに各種連携事業を行うことにより、高校教育・大学教育の活性化を図り、地域の発展に貢献できるグローバルリーダーの育成に寄与することを目的とする。
【連携協力協定の内容】
(1) 高等学校における探究的な学習活動の研究および推進に関すること
(2) 高大接続教育に関すること
(3) 地域の諸課題の解決に資するための、生徒および学生の相互交流、教員の相互研修に関すること
(4) 地域連携教育に関すること。
(5) その他、高校教育等に関し必要と認められる事項に関すること
小林 淳一 理事長兼学長のコメント
今の時代は、社会の課題に対する関心と深い教養と、自ら物事の本質を捉えて考えて課題を解決する力が必要になってきている。
高校の先生だけでなく大学の教員が生徒を指導することで、より効率的に深く学び問題解決力等の国際的素養を身に付けることが可能となる。未来を見据え、国際的に活躍できる人材の育成に連携して取り組みたい。
伊藤 雅和 校長
5年間のSGH事業では、吉澤副学長はじめ県立大学から50名以上の教員から指導・助言を受け、生徒たちは自分達の可能性に自信を深めた。
令和3年度からは、文部科学省『SGHネットワーク』事業の参加校として事業を継続している。秋田という地域に根を張って世界を見据える県立大学との協定を結ぶことで、秋田の未来を支え、地域や世界の課題解決に向けた人材育成を進めていきたい。