生物生産科学科「収穫祭2022」を開催しました

― 生物資源科学部 生物生産科学科 ―
 
 生物資源科学部の生物生産科学実習(2年次)では、約9種類の作物を播種から収穫まで学生自身で行い、生産から消費まで「食」の一連の過程を学んでいます。
 この度、秋田キャンパス実験圃場において、生物生産科学実習の履修生が主催し、生物生産科学科「収穫祭2022」を開催しました。

 例年であれば、収穫した野菜を調理して振る舞う形式で開催しておりますが、新型コロナウイル感染症の影響により、飲食を伴わず人数を制限して開催しました。

 参加者には、一玉2kgもある大玉のキャベツ、ジャガイモ30秒詰め放題(袋いっぱいに入れて約4kg)、最後はくじ引きをして、収穫祭数時間前に収穫したエダマメかスイートコーン、その両方が配布されました。

 小雨ぱらつく中での開催となりましたが、主催した学生たちは4月からの実習を振り返り、自ら手掛けた作物の収穫の喜びを分かち合い、来場者との会話も楽しみながら収穫祭の運営に当たり、笑顔が溢れる「収穫祭」となりました。

 なお、収穫物の一部は「秋田たすけあいネットあゆむ」のフードバンク食糧支援に寄贈させていただきました。ミニトマトとスイカは子どもたちにとても喜ばれたそうです。

生物生産科学実習

 生物生産科学実習は3セメに開講。10~20名程度の班に分かれて、播種から収穫までの一連の作物栽培を日常の管理も含めて班毎に協力して行います。イネ、エダマメ、キャベツ、ジャガイモ、スイートコーン、スイカ、ダイコン、トマトの栽培を行い、畑作物に共通の作業(土壌改良、播種、マルチングなど)、それら作業に必要な農機具(鍬、レーキ、鎌、背負い式噴霧器、運搬車など)の取り扱い、園芸作物特有の作業(接木、人工受粉、芽かきなど)、イネ(水田)栽培特有の作業(代掻き、田植え、中干しなど)を実際に行い、その方法と技術を習得します。また、アグリイノベーション教育研究センター(大潟キャンパス)において、果樹栽培(摘果)及び農業機械(乗用トラクター)の実習を行うとともに、大規模農場、畜産業、複合環境管理施設などの見学を通して、それぞれの分野の理解を深めます。 

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