本学教員の研究課題が「環境研究総合推進費」に採択されました
このたび、独立行政法人環境再生保全機構の「環境研究総合推進費」に生物資源科学部の堀江 好文助教(生物環境科学科/大気・水圏環境学研究室 )の研究課題が採択されました。
本事業は地球温暖化の防止、循環型社会の実現、自然環境との共生、環境リスク管理等による安全の確保など、持続可能な社会構築のための環境政策の推進にとって不可欠な科学的知見の集積及び技術開発の促進を目的として、環境分野のほぼ全領域にわたる研究開発を行う事業です。
【堀江 好文助教の研究課題】
「化学物質の内分泌かく乱作用を予測・検出する新たなスクリーニング法の開発」
◆研究課題の概要
我が国の化学物質のリスク管理は、経済協力開発機構で国際的に同意された試験法(OECD TG)などに基づいて行われています。しかし、新規化学物質の届出件数は年々増加しており、従来の方法だけでは管理しきれないのが現状です。そのため、今後の多種多様な新規化学物質を管理するためには、化学物質の生態影響を正確に予測できる新たな手法を開発する必要があります。そこで本研究では、特定の遺伝子を指標とすることで、化学物質の内分泌かく乱作用や生態影響を正確に予測できる新たな生態毒性試験法を開発することを目指します
◆堀江 好文助教のコメント
本研究を達成するのは簡単ではないですが、研究グループ一丸となって新たな試験法を開発したいと思います。本研究テーマは海外の他の研究グループとの競争にもなりますので、負けないように精一杯頑張りたいと思います。
※詳細は以下をご覧ください
独立行政法人環境再生保全機構のウェブサイトにリンク
堀江 好文 助教