「GNSS直進アシスト田植機の成果報告会」を開催いたします

「GNSS直進アシスト田植機の成果報告会」を開催いたします

 
 本学生物資源科学部の矢治幸夫客員教授(フィールド教育研究センター)が研究代表を務める「大潟村GNSS利用コンソーシアム」は、3月13日、JA大潟村において、「GNSS汎用利用による近未来型環境保全水田営農技術の実証研究」における平成30年度成果報告会を開催します。

 平成28年10月より大潟村の現地圃場を実証地として進めている「GNSS汎用利用による近未来型環境保全水田営農技術の実証研究」では、GNSS自動操舵田植機の高い直進性やオペレータの疲労軽減効果、無落水移植作業による八郎湖への環境負荷低減効果などが明らかになりました。
 
 また、本年度には大潟土地改良区の事業により、北部と南部にRTKGNSS基準局が設置され、村全域で補正信号の利用が可能となり、GNSS自動操舵田植機8台による実証も進められるとともに、GNSS自動操舵田植機10台を利用した水稲無落水移植栽培は、農家19戸(202ha)で作付けされました。
 
 成果報告会では、平成30年度までに得られた成果と今後の課題について分かりやすくご紹介するとともに、農研機構東北農業研究センターの長坂善禎氏(生産基盤研究領域 作業技術グループ長)より、国産GPS「みちびき」の農業への利用可能性について話題提供いただき、これからのスマート農業の方向を示します。ご興味ご関心のある方は、是非、ご参加いただきたいと思います。
 
◆日 時:平成31年3月13日(水)13:30~16:00
◆場 所:大潟村農業協同組合(本所・2F大会議室)
          〒010-0443 秋田県南秋田郡大潟村字中央1-5
 
 【お問い合わせ】
    生物資源科学部 矢治 幸夫 客員教授(フィールド教育研究センター)
   TEL: 0185-45-3944  E-mail:yaji@akita-pu.ac.jp