「起業体験プログラム」の取り組みが創業機運醸成賞を受賞しました

「起業体験プログラム」の取り組みが創業機運醸成賞を受賞しました
-経営システム工学科-


 本学システム科学技術学部経営システム工学科嶋崎真仁准教授が主導する学生向け「JPX起業体験プログラム」の取り組みが、経済産業省中小企業庁のアントレプレナージャパンキャンペーン平成30年度創業機運醸成賞を受賞しました。
この取り組みは、㈱日本取引所グループ(JPX)が2015年に由利本荘市で実施した「JPX起業体験プログラム」を引継ぎ、JPXの支援のもとで2016年より毎年実施しているものです。現在は本学経営システム工学科3年次のカリキュラムの一部となっており、地元の西目高校、矢島高校も授業に組み込んで参加しています。

 大学生と高校生がグループを作り、地域の名産や食材を活用した模擬会社のビジネスプランを構築します。その際に地元企業経営者などにベンチャーキャピタル役として入ってもらい、経営上のアドバイスをもらいます。実際に地域住民へ販売し、事業の最後に「株主総会」として報告や解散、財産分与を行い、利益率の実績などから優れたグループの表彰を行います。

 この取り組みで起業のプロセスを実体験することにより、起業だけでなく、既存企業における新しい事業を組み立てることのできるリーダーを育成できるのではないかと期待されます。

 
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【販売を体験する「わかものみせ」】

【株主総会・表彰式】