「八郎潟・八郎湖アーカイブ」の開設について

「八郎潟・八郎湖アーカイブ」の開設について

 


 生物資源科学部の谷口吉光教授(生物環境科学科)が会長を務める「八郎潟・八郎湖学研究会」では、秋田キャンパスの図書館に「八郎潟・八郎湖アーカイブ」を開設し、6月13日にアーカイブの資料を紹介するオープニングイベントが開催されました。

 

 八郎潟の干拓事業によって残された八郎湖は、大潟村を始めとする近接市町村の農業用水として利用されてきましたが、近年はアオコが大量に発生するなど、水質汚濁の問題が顕在化しています。また湖内では、ワカサギやシラウオを主な魚種とする漁業が営まれてきましたが、それらの衰退も問題となっています。そこで、研究者と地域住民が一緒になって、干拓前後で変わった自然や歴史、文化などについて学び、これからの八郎湖がどうあるべきかを考えて、提案していくために、谷口教授などが発起人となり、2018年3月に「八郎潟・八郎湖学研究会」が発足しました。

 

 今回開設された「八郎潟・八郎湖アーカイブ」には、同研究会が収集した八郎潟・八郎湖に関する主要文献128冊が一堂に展示され、閲覧することができます。文献は、図書・情報センターのホームページから検索することができ、学外の方でも、所定の手続きをしていただくことで、借りることができます。図書館利用方法の詳細は、次のとおりです。

 

学外の方の図書館利用方法
 学外の方は、入館される時に受付カウンターで「入館許可願」に記入して下さい。館外貸出するには、「図書館利用者証発行申請書」に必要事項をご記入いただき、身分証明書と一緒に受付カウンターに提出して下さい。引き替えに「図書館利用者証」をお渡しします。なお、「図書館利用者証」の発行は、高校生または18歳以上の方が対象となります。

 

アーカイブの検索方法
 インターネットから、アーカイブの資料を検索するには、図書・情報センターの蔵書検索(OPAC)をご利用ください。学内外を問わずアクセスが可能です。
 <秋田県立大学図書・情報センター ホームページ>
 https://libwww.akita-pu.ac.jp/drupal/

 

 上記URLのページから「詳細検索(本学所蔵)」を開いてください。検索項目の「所在」で「(秋田)八郎潟・八郎湖アーカイブ」を選択し、検索ボタンをクリックすると一覧が表示されます。

 

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 【アーカイブの資料について

説明する谷口教授】

 【アーカイブに展示される資料の一部】