本学教員が「日本農業工学会賞2018」を受賞しました

本学教員が「日本農業工学会賞2018」を受賞しました

 


 このたび、本学生物資源科学部の増本隆夫教授(アグリビジネス学科)が、「日本農業工学会賞2018」を受賞し、5月15日に東京大学で執り行われた表彰式ならびに受賞講演会において、これまでの研究の経緯と成果の報告を行いました。

 

 日本農業工学会は、農業工学に関する会員相互の協力により、農業工学及びその技術の進歩発達に資することを目的として1984年に設立され、日本農業工学会賞は、同会が農業工学分野の学術や事業等に貢献した団体・個人を表彰しているものです。

 

 なお、増本教授による受賞講演の要旨は次のとおりです。

 

 

「流域規模の農地水利用と自然・人為的水循環変化に関する研究」

 

 モンスーンアジア水田地域における水循環変動と流域管理や水資源開発に関する研究を展開し,国際河川や日本全国で,個々の研究発展にとどまらず,世界的情報発信が可能な研究成果・体制の構築を行った.その間,農地水利用を考慮した分布型水循環モデルの開発を行い,水-食料モデルへの発展や気候変動による水資源影響評価法への応用など,水文・水資源環境学の分野をリードする成果へと展開させた.さらに,地域資源管理の一環として,極端現象(豪雨と渇水)の農地水利用や低平地排水への影響予測,観測値が極端に不足する地域における流域灌漑方式の提案,農業水利用へのウォーターフットプリントの活用など,新しい分野への発展を行った.

 

 

 詳細につきましては、以下のリンクも御参照ください。
 日本農業工学会ウェブサイトにリンク

 

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