教材・教具研修会を開催しました

 令和元年12月26日、本荘キャンパス創造工房にて、ゆり支援学校道川分教室の教員を対象とした教材・教具研修会(後期)を開催しました。

 この研修会は例年、本荘キャンパス創造工房を利用して、夏休み(前期)、冬休み(後期)の全2回開催しているもので、システム科学技術学部知能メカトロニクス学科の高山正和准教授が講師を務めています。研修では、はんだ付けやボール盤による穴あけ加工などの基本的な技術を学び、実際に支援学校で使用する教材・教具を製作します。

 今回の研修会では、スイッチを押すとLEDが順番に点灯してルーレットを行うものと、同じくスイッチを押すと小さい棒が飛び出し前の物体に当たって音を立てるものの2種類の製作を行いました。また、一部のグループではこれまでの講習で製作した教材・教具の修理を担当しました。
 製作にあたっては皆さん慣れないはんだ付けに苦戦しつつ、協力し合いながら作業をされていました。昨年度や前期の研修で同じ教材・教具を製作した方も参加されていて、今回初めて製作される方をサポートしながら進められていました。
 学校に戻られてからも、今回製作した教材・教具や製作技術を役立てていただけたらと思います。