SDGsに関する特別セッションでLCD専攻の取り組みを紹介しました

 令和元年9月4日から6日にかけて、東北大学川内北キャンパスを会場に日本工学教育協会第67回年次大会が開催されました。6日には東北工学教育協会が主催するシンポジウム「持続可能な開発目標(SDGs ※1)に対応した工学教育」にて、本学システム科学技術研究科共同ライフサイクルデザイン工学専攻(LCD専攻)の専攻長である杉本尚哉教授が「秋田県立大学における再エネ利用と循環型社会構築に向けた教育」と題して、同専攻の活動を紹介しました。
 同専攻は秋田大学と本学が共同で設置しているもので、両大学の教員から学ぶことができ、両大学の施設を利用することができます。「国際的な視野から、循環型社会の形成に貢献する人材」、「環境に配慮しつつ、地域産業の活性化に貢献する人材」の育成を目指しており、SDGs達成に向けて積極的に取り組んでいます。

 講演では、秋田県を取り巻く状況を解説したあと、SDGsに対応したもう一つの工学教育として、現在準備を進めている風力発電のメンテナンス人材の育成コースについても紹介がありました。本学のSDGsに対する取り組みについてご注目ください。

※1:SDGsはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された国際目標です。「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」や「産業と技術革新の基盤をつくろう」などといった17の目標が掲げられています。
 


講演の様子その1


講演の様子その2