ジャンル別講師の詳細プロフィール
園芸作物の生理生態的特性の解明を主体とした園芸科学
学部担当科目 作物生産学総論、野菜栽培学
大学院担当科目 園芸生産技術論
ヤマノイモでは、産地発展のため、新規栽培技術を開発することに加えて、最近では日韓のヤマノイモを用いて類縁関係の解明にも取り組んでいる。その他、キャベツ、イチゴに加えて、トマトでも安定生産に関するに研究を進める予定である。
① 園芸作物の栽培
② 施設栽培
野菜園芸に関連するものなら指導可能。なお、やる気があれば、可能な限り支援したいと考えているので、やりたいことがあれば、遠慮なく申し出て欲しい。
〔研究内容に関連する高校の授業科目〕
普通科等:生物基礎、生物
農業高校等:生物基礎、植物バイオテクノロジー、野菜、草花、果樹
園芸とは、主に野菜、花きおよび果樹などの園芸作物を生産する領域を指します。ドライスティックに変革し続けているAgribusinessを強靱化できうる領域の一つは"園芸"であり、"園芸"の現場は、実験室でも、PCの中でも、頭の中でも、バーチャルの世界にも存在しない。常に激変する現実の世界にリアルに存在します。私達はそのような状況のなか、現場に向き合い,植物に寄り添い,土臭く,泥臭いアプローチ,でも他にはない,植物の"声",を数値化・定量化する科学的なエビデンスに基づいた洗練されたリサーチに基づいた園芸技術の開発に取り組んでいます。特に、寒冷地だからこと優位性のある技術にスポットを当てています。寒冷地は非常に不利な栽培環境という思い込みや暖地や温暖地の開発技術を応用・導入する方法が用いられてきました。しかし、先入観を捨て、寒冷地だからこそ優位性のある栽培環境(低温、日射量および未利用の自然エネルギーetc)を活用し、暖地や温暖地で実施できない技術開発に価値を見出しています。そのためには園芸植物の持つ生理生態的特性を最大限に引き出すことが求められ、そのためには、植物が好きで、植物の"声"に耳を傾けるただそれだけです。決して楽な取り組みではありません.でも,やりがいがあり,我々の支援を期待し,待ち望む人たちがいるので、諦めずに一歩一歩進んでおります。そして,ここには,それを成し遂げたいと思う仲間,園芸に新たな息吹を吹き込みたいと熱い想いをもった仲間がいます.是非、一緒に立ち向かいましょう。